「モネ、ルノワール 印象派の光」展に行ってきたよ

なんらかの展示会に行ったらブログを書こう、と思ってたのに過去2回分を書き残してなかったな。
ちなみにゴッホ展とミニチュア作品展に行ったんだけどまぁいいや。

ということで表題の通りモネとルノワールの展示会に行ってきました。
会場であった松岡美術館に行くのは始めてだったので、他の常設作品もひとおり鑑賞。

アート、好きなんですよね。
中学生の頃から夏休みの自由研究を美術館鑑賞とその感想で終わらせていたことから始まり、フランスでルーブルやオルセー、ニューヨークでMoMAを訪れたことでアートというものに興味を持つようになって。
そして現代アートに対して「なんでこれが評価されるんだ?」という疑問を持ったり、印象派の作品に心惹かれたりなんかがきっかけで、美術史については10冊弱くらいは本を読んで勉強したりもしました。

アートについては、心・感性で楽しむということも重要ですが、知識があることによって楽しみ方が増えるという側面も大きいと思います。
例えばマルセル・デュシャンが便器を裏返した”作品”を作ったのは有名ですが、それを通じてどのようなメッセージが込められているのか、また、それをどう咀嚼するか、という行為は楽しい。

ただ、今回の展示は印象派を主としたものであり、彼らの歴史における立ち位置や表現技法についてというよりも、単純に素敵な作品が観たい、というモチベーションで訪れました。
ルノワール、たぶん一番好きな作家なので。

ただ、訪れてみたら名前にスポットが当てられているのにも関わらず、ルノワールの作品は2点しかなく、肩透かしを食らった形。
他の作品も楽しめたので良かったのですが、さすがに羊頭狗肉ではないかなと感じました。

今後はもっと色々美術館にも行きたいな。
海外の美術館ももう随分訪れられていないから、そこもまた行きたい。

画像は公式サイトより引用

Kan Sano Solo Piano Live 2023 “ただI MA”に行ってきたよ 2023/10/05

彼自身の楽曲がすごく好き、よく聴いてる、というわけではないのだけれども、以下のような気になった楽曲に彼が参加しているってのがちょいちょいあったんですよね。

そんなある日、Xで彼がピアノ弾き語りメインのライブをやるぞ、というのを見かけました。
何度か書いてますが僕はピアノという楽器がとても好きで、いつかはピアノ・ボーカル・ベース(・ドラム)という構成でバンドをやりたいと思っています。
日々ピアノを練習しているのもその理由がメインなのですが、いつかのための参考になるかもしれないとライブのチケットを取りました。

いざ会場に着いてみたら雰囲気はライブというよりもコンサートに近い。
全席指定なので定められた席に座り、ほぼ埋まった客席からステージを眺めていました。
そしてライブが始まるわけですが、ピアノが上手いことが逆にノイズになっているな、という印象を受けたんですよね。

僕もその瞬間まであまり自覚してなかったんですが、”弾き語り”というのはあくまで歌がメインであり演奏は伴奏の役割を果たすもの、と自分の中で捉えていたんだなと感じました。
ただ、今回のライブでは歌と演奏が同じ立ち位置にいる感じで、たとえばバンド楽曲であればギターソロが頻繁に差し込まれるすぎているような印象を受けてしまって。

もちろんこれはあくまで僕の受け止め方であって、歌とピアノが競い合うように流れてくることを良いと感じる人もいるんだろうけど、僕個人としては終演まで上手く受け止めきれなかった感覚があります。
また、そもそも彼の楽曲が自分にあまり刺さっていないということもあってか、ライブを通じて一番印象に残った曲はFISHMANSのいかれたBabyのカバーでした。

なんだかネガティブな感想寄りになってしまったけど、ピアノというのは改めて素晴らしい楽器だと感じましたし、演奏も楽しめました。
そして「いいな!うらやましい!僕もやりたい!」と改めて感じ、毎日をより頑張っていきたいと思えたのもよかった。

人生を最高にする。
いつもそう思っていたいのについつい忘れがちだな。

人生を最高にする。

画像は公式サイトから引用