チョーキューメイ「五劫の擦り切れ」ツアー@LIQUIDROOMに行ってきたよ

結論、かなり良かった!

チョーキューメイはわりと前に以下の曲を耳にしていて、声やその震え方がいいなーと思ってました。

この曲だけではライブへ訪れるに至らずだったんだけれども、最新シングルの以下を聞いてこの声は直接体験したいと思ったのと、直近あんまりライブに行ってなかったんでチケットを取った次第。

ちなみに他の曲も予習して行ったんだけど、以下の曲とか「だって」って曲は好きだった。
基本的に、懸命な歌唱って好きなんですよね。

ということでたぶん10回はいってないと思うけれども何度目か分からないほぼ満員?のLIQUIDROOMへ。
会場に入ってまず思ったのは4人組バンドなんだけれどもドラムが右端、ベースが正面奥っていうかなり独特な配置だなってこと。

先にそれぞれの楽器の音色について触れておきたいんだけれども、僕はこのチョーキューメイってバンドをわりとポップなバンドだなと思ってたんですよ。
でも、いざライブが始まってみたらドラムが想像の3倍くらいパワフルで笑ってしまった。
いい意味で予想外で、音源の印象とは違った演奏でいい感じ。
最初の数曲はスネアの音色がちょっと違和感あったけど途中から良くなってたし、こういう驚きがあるのはライブ参戦のいいところですね。

ベースもわりとゴリゴリしてたりスラップしてたりで面白かったし、キーボード(ピアノ)も僕が大好きな楽器ということもあって良かった。
あとは、こういったライブでバイオリンの演奏を初めて聴いたと思うんだけれども、感情がひたすら込められていてすごい楽器だなと改めて思えた。
そして歌唱は雰囲気というか世界観がある声でやっぱり良かった。

ここからは楽曲の話。
ライブが始まって1曲目が上記の落下星って曲だったんだけど、ボーカルのエネルギーというか熱というか、それにあてられていきなり泣きそうになってしまってびっくりした。
そこからいろんな曲が演奏されたけれども、ピアノとの弾き語りだった「ユウ」と、「また、夏になる」って曲がライブで観たらとても良くてこれもびっくりした。

ボーカルの方は自身を「感情が鋭利」って表現していたけれども、なんというか感情やエネルギーが内側からはち切れんばかりの方だなという印象。
1回ライブを観て次もすぐに観たいって思うことはそんなにないんだけれども、次のライブも抽選応募してみようかな、って思えるくらい良い体験だった。
めっちゃ好きなアーティストってわけではなかったんだけれどもかなり印象を変えてもらったのでライブに行って良かったです。

僕は、僕自身も音楽をやっていきたいと思っています。
ちょっと前まではピアノの練習曲集を弾き通してみたり、直近も録音環境整えて練習も始めて楽曲を世に出していこうとしてたんだけれども、色々考えた結果今は仕事を優先してしまっている始末。
でも、こうやって良い音楽に直接触れることでお尻を蹴飛ばしてもらえる感があるので、これからもやっぱり定期的にライブは行きたいというか、行かなきゃ駄目だなと改めて思えた夜でした。

次はなんのライブに行こうかな。
行きたいなと思っているのはWOLVEs GROOVY、Arche、AKASAKI、Chilbill.、宇多田ヒカル、エレファントカシマシあたり。
と思ってふと調べてみたらずっと行きたいと思ってたArcheのライブが開催決定してたので早速申し込んだ。
やったね!

WOLVEs GROOVYとChilbill.は活動止まっちゃってるのかな?と思ってるけど次のライブが決まったら必ず行きたい。
WOLVEs GROOVYは一回チケット取ったけど、演者の体調不良で中止になっちゃったんだよな。

※画像は公式サイトから引用

コレクション展 3@金沢21世紀美術館に行ってきたよ

「開館20周年にあたり、一年を通して美術館の最も重要な役割であるコレクションについてご紹介する大規模なコレクション展を開催してきました。本展はその第3弾」というコレクション展を、金沢まで行って観てきました。

まぁこの展示を観るために金沢に訪れたわけではなく、金沢へ旅行することにしてそれならば、という感じで訪れることを決めた感じ。
なんとなく、現代アートを集めた美術館であることだけは知った状態でおじゃましてきました。

4,200点の作品を収集しているってことだったけれども、公式ページにも記載があるように展示されている作品の数はあまり多くなくてちょっと肩透かしをくらった形。
一番印象に残ったのはアイキャッチ画像にも設定したラファエル・ロサノ=ヘメルさんのパルス・ルームという作品。
これは、展示に訪れた人が器具に触れるとその心拍のリズムが電灯の明滅によって可視化される仕組み。
そして部屋の中には300個の電灯が設置されており、言い換えると300人分の心拍のリズムが光によって可視化されているという作品だった。
僕達は肉体という境界線によって世界から区切られているので気づきづらいけれども、人間という存在はあらゆる個体が心臓の鼓動を繰り返し続けているんだなぁ、と感じられて面白かった。

他の作品もなかなか面白かったけれども上記のように作品数が少なくあっという間に観終わった。
ということでもう一つ開かれていた展示をチケットを新たに購入して観ることにしたんだけど、そっちは金沢あたりにお住まいの方の作品が主に展示されているもので、正直な感想を述べるとわざわざお金を出してまで観たいものではなかった。
もちろん、そういう展示が行われることを否定する気は全くないんだけれども、そういう展示ならもっと目立つようにその旨書いといてもらえればなーとは思った。

作品が山程展示されてて、1日じゃとても観終わらない!みたいな大きな美術館にも行きたいですね。