コロナ云々のせいでなかなかライブに行く機会を持てなかったんですが、前回のPerfumeから2年半以上を経てライブを観てきました。
誰のライブだったかというと竹内アンナです。
上の動画にたまたま巡り合って彼女の声と息の吐き方・切り方がめちゃくちゃ好きだなーと思って。
ちなみに初期椎名林檎の呼吸の仕方も好きなんですけど、彼女に関してはどっちかと言えば息の吸い方が好きです。
声、とても好きです。アルバム他の曲も聴いたけど、もっとシンプルな、もっとゆったりした曲も出してほしい:ALRIGHT/竹内アンナ(弾き語りshort ver.) https://t.co/dkKJ9B7ga8
— 原口 悠哉 (@yuuya1986) August 16, 2018
上の動画の公開が4年前。
そして僕が彼女の声を好きになってからも4年が経つわけです。
その間、彼女の音源は継続して聴いていてここらへんの曲が好き。
なんというか「LA生まれ」って経歴を活かそうとしすぎてる感じある。英語の発音とかは綺麗だと思うし、彼女がそれを好きならしょうがないけど、もっと合う曲調だったり編曲だったりがあるはず。
— 原口 悠哉 (@yuuya1986) August 16, 2018
ただ、4年前にもツイートしているように、彼女のもっとシンプルな歌唱・アレンジが聴きたいなーってずっと思ってるんですよね。
直近のアルバムにそういったものが1曲あったんですが、もうちょっとそういう曲の比重が増えたらなーと。
彼女のエッジの効いた部分としてとしてリズミカルな歌唱や英語の発音もあるんだろうから、そこを押し出そうとしているのかな、と思ったりもするけど。
長い前置きを経てここからがライブの感想なんですが、まずは会場が酒蔵であるということにびっくり。
チケット購入時には間違った場所が表示されてるのかと最初は思ったんですが、MCによると全国の素敵な場所でライブをやる、というコンセプトのツアーだったらしく、実際雰囲気の良い場所でした。
アルコールドリンクにカクテルなんてものはなく、日本酒系が取り揃えられててちょっと面白かった。
そしてライブが始まってから気づいたんですが、今回のツアーは彼女1人によるギター弾き語りツアーだったらしく、僕としては彼女の良さをより強く感じられるだろうなと思って喜んでました。
そして演奏が始まったんですが、3本のMartinギターを使い分けながら演奏していて、こんなにちゃんと演奏される方なんだなということにもびっくり。
(音響のせいもあるだろうけど)アタック音の強さが気になる箇所もあったけど、テクニカルなことも色々やりつつアレンジも面白くて、人柄も含めて好感を持ちました。
ちなみに僕は楽器が上手い人に基本的に好感を持ちます。
なぜなら、地道な練習の積み重ねでしかそれは得られないものだと知っているので。
話が逸れましたが、色んな曲を今までと違った、そして特に僕が聴いてみたかったアプローチで演奏してくれてめちゃくちゃ良かったです。
最近はかなり根を詰めて仕事をしているんですが、ガソリンを注ぎ込んでもらった気分なのでまたがんばります。
今度は弾き語りじゃないツアーにも行ってみたいし、弾き語りツアーにもまた行きたい。
今日の演奏みたいなどシンプルな構成・アレンジでの音源、これからもっと出してくれないかなー。
ライブに関する欲を観たい、も演りたい、も両方感じる。
※アイキャッチ画像は公式サイトから引用