「ブログ」という文化が好きだ。

昨日感想ブログというものを投稿したわけだけれども、もはやその文化は絶滅危惧種なのでは?と思ったのでちょっと書いてみてる。

そうなった理由はわりと明確で、今はブログじゃなくてもXなりInstagramなりでそれぞれのアウトプットができる場が増えてるんですよね。
まぁXはそもそも「マイクロブログ」という立ち位置で生まれていたわけで、そもそもブログとはなんぞや?という話にもなってくるわけだけれども。
上記2つ以外にも、mixiやFacebookあたりで文章を書いていた人も多かったけれども、2010年代前半くらいまではまだ、ブログというのは一定の立ち位置を保っていた印象。

僕はブログ記事を見るのが好きなんですよね。
なぜなら、140文字という制約に縛られたり、画像に頼ったりすることなく、その人の脳みその中身を除くことができるから。
ブログはSNSに比べると敷居が高いというのは事実だけれども、だからこそそれを乗り越えてでも書きたい文章っていうのはやっぱり面白い。

おそらく、ブログという文化がここから復権していくことはないと思う。
人は易きに流れるし、個人ブログで文章を書くよりもSNSで書いた方が多くの人に見られる可能性も高い。

それでも僕は、自分が慣れ親しんだインターネット文化としてのブログが好きだしこれからも書き続けていくんだと思う。

Arche 1st One-man Live「the process of sublimation」@渋谷wwwに行ってきたよ

1週間ちょい遅れの感想ブログ。

Archeを知ったのはたぶん以下の曲

R&Bとヒップホップ寄りのアーティストで、普段聴くジャンルとはちょっと違うんだけどかっこいいなーって思ったんですよね。
そこからもいろんな曲が出る度に良いなと思ってて、以下を見るとだいたい1年前くらいにはライブ行ってみたいなと思ってたみたい。
そしてきたる2025年7月6日、初ライブかつワンマンライブが開かれるということで参戦してきたわけです。

さっきも書いたけれども、彼女が出してきた音源どれもかっこいいなと思ってたので当日を楽しみにしていました。
ライブの半月前くらいにリリースされた1stアルバムもいい感じで、ドキドキしながら渋谷WWWへ。

会場は多くの人で埋まっていて、全員が客席に入るのを待つため?か30分くらい押して開演。
初めてのライブのはずなのに会場にはビデオカメラも何台か入っていて、彼女がどういう力学で売りに出されているのかは全然分かんない。

で、いざライブが始まったわけだけれども、雰囲気が統一されたメンバーによる演奏も、音も、曲も、そしてArcheによる歌唱もどれもかっこよかったし、最終盤にだけ行われたMCも等身大で良かった。
でも、パフォーマンスとしてはなんだか響いてこないなーって感じちゃってた。

理由は自分の中ではわりと明確で、誇張なくライブの9割以上、客席ではなく横なり下なりを見ながらArcheが歌ってたんですよね。
顔出しをしてないアーティストであることは別に良いし、つながりやコール&レスポンスなんかのコミュニケーションを求めてるわけでもないんだけれども、演者と客との間にずっと壁があるような感覚でした。

アーティストがこっちを向いてパフォーマンスをしないってことだけで、こんなに印象が違うってことに気づいたのはある意味面白くはあった。
だけれども、帽子をかぶり、サングラスもして顔も見えないわけだから、こっちを向いてくれないのはもったいないなーって。
なぜなら、たまにこっちを向いて歌唱した時はやっぱり胸に迫ってくるものをより感じられたから。

まぁこういう感情ってあくまで主観だし僕個人の意見ではあるけれども、誰かに何かを届けたいのならば、やっぱりその人に向き合わないとだめなんだなーって。
パフォーマンスはかっこよかったのでまたライブに行く可能性はあるけれども、そこまで優先度は高くないかな、っていうのが正直な感想。
とはいえ、めっちゃ偉そうなこと書いちゃうけれども、(彼女の過去のライブ遍歴は分からないけれども)今回はArcheとして初めてのライブだった、ってことなので、次回以降は大きく変わってるかもしれないから、やっぱり次回もまた行くかも。

画像は公式インスタグラムから引用。

ポップしなないでワンマンツアー “ビビっちゃってんじゃないの?”@Zepp Shinjukuに行ってきたよ

結論を先に書くと、はちゃめちゃに良かった。

ポップしなないで、初めてライブを観たのは約2年前で、その翌年のワンマンも観ていて、さらに配信ライブも2回観ているのでライブを観るのは今日が5回目。
単一アーティストでは僕の中で最多だと思う。

今回は新アルバム発売に紐づいたワンマンツアーだったけれども、その中でリリース時に好きだなぁってなってたのが以下。
MVがあるから好きになった、というわけではなく好きになった曲がMVになってた感じ。
あとは「知らんが。」「エビシュリンプバーガー」も結構好き。
ってかこうやって並べてみると結構好きな曲が多いアルバムなんだな。

そして本日の会場はMega Shinnosuke以来のZepp Shinjuku。
ポップしなないでを初めて観たのは福岡だったってこともあるけれどもキャパ200人くらいの箱だったので、勝手に感慨深くなってみたり。
当日まで集客を彼らが頑張っていたのでひょっとしたらあんまりチケット売れてないのかな?とも思っていたけれども、会場に着いたらほぼ満員。

しかしZepp Shinjukuはやっぱり音が良くて、お気に入りの箱になりました。
先にそれぞれの音色について書いておくとボーカルのかめがいさんが「過去のライブより5倍くらい歌が良くなった」と最近書いていたけれども、実際すごく良かった。
ドラムも特にバスドラとハイハットの音が気持ちよかった。
ちなみにポップしなないではドラマーのかわむらさんが作曲しているっていう珍しいアーティストなんですが、そのせいかドラムが楽曲により溶け込んでいるというか、まるでメロディを奏でているような印象もある。

サポートのギターもかっこよくて帰り道にTHIS IS JAPANの曲を聴いてたくらいだったんだけれども、ベースはちょっとミスが目立った印象。
まぁ僕が以前ベースを弾いてたから気になっただけかも知れないけれども、「暴露」はベースが印象的な曲なので、(以前のワンマンでもミスがあったし)バッチリ決めて欲しかったな感はある。
マニピュレーターに関する知識はほとんどないけれどもそれもかっこよかった。

ライブの3日前、かわむらさんがブログに「見た人にとって一生の思い出になるような日になればいいなあ、と思っている。」と書いていた。
僕の中で今も強く印象に残っている過去のライブはbabamaniaのワンマン、海辺で観たCHARA、フェスで観たRed Hot Chili Peppers、登場するまで初恋みたいにドキドキしちゃってた浅井健一あたりなんだけれども、今日のライブもとてもとても良かった。
各曲に個別に詳しく触れはしないけれども、どの曲も「この曲だけ聴けたとしても満足」とも言えるくらいとても良かった。
新しいものから7年前の楽曲までセトリに含まれていたけれどもどれも素晴らしくて、ライブ前まではそこまでピンときていなかった曲も含めて良かった。
一番印象的だったのは「私達をここまで連れてきてくれた曲」と紹介された「魔法使いのマキちゃん」で、僕が彼らを好きになったきっかけもこの曲だったのでそれも含めぐっときちゃったね。

あと、古い曲がだめというわけではないんだけれども、新しい楽曲はバンドセットでの演奏を前提としているから?か特にライブで聴くと彼らはすごく進化してるんだなーって印象も結構あって。
今まではライブのたびに行くか行かないか検討する感じだったんだけれども、今後は基本的に行く、っていうスタンスにしようかな。
ダブルアンコールも自然と発生していたけれども、それくらい、(前回のワンマンも良かったけれども)今回のライブはとても良かった。
僕にとっても一生憶えているであろうライブでした。

ここからは蛇足。

自分、情けないなぁ、ってライブを観ながら思っちゃってたんですよね。
いいライブを観る度に、「俺も音楽もやりたい!まずは今やるべきことを頑張ろう!」って思ってるくせに、本当にそう胸を張れる毎日を送っているのか?いや、送れてないよね、ってなっちゃって。

僕は過去、人生を全部ぶち込んで色々なものに没頭していた時期がわりかしありました。
そしてその際は、自分はベストを尽くしていると言い切れるだけのことをやっていました。

今の僕は欲しいものも明確で、それを手に入れるための方法もある程度分かっている。
つまり、あとはやるだけっていう状況なのに、そこに向けて必死に走れてるのか?って言ったらそうじゃないなーって。
彼らが良い演奏をすればするほど、自分が頑張りきれていない現実を突きつけられているようでほんとにダサいなぁって自然と泣いてしまっていました。

じゃあどうするのか、ってことなんですが結局やるしかないんですよね。
今日もやる、明日もやる、明後日もやる。
それを日々積み重ねて行くしかない。
言い訳を作ろうと思えば作れるけれども、そんなことしている暇はない。

過去の自分は何かを手に入れるために、取捨選択を突き詰めて走り続けていました。
でも今は、色々なものを手に入れるために、全部最高にするためにやっていきたいと思っています。
こっちのほうが大変なのかもしれないけれども、過程としてはこっちの方が幸福そうだな、とも感じています。

僕の今年のテーマは「真剣勝負」。
次のポップしなないでのライブを観てる時は、自分に胸を張れる自分でいたいですね。

※画像は公式サイトから引用。

チョーキューメイ「五劫の擦り切れ」ツアー@LIQUIDROOMに行ってきたよ

結論、かなり良かった!

チョーキューメイはわりと前に以下の曲を耳にしていて、声やその震え方がいいなーと思ってました。

この曲だけではライブへ訪れるに至らずだったんだけれども、最新シングルの以下を聞いてこの声は直接体験したいと思ったのと、直近あんまりライブに行ってなかったんでチケットを取った次第。

ちなみに他の曲も予習して行ったんだけど、以下の曲とか「だって」って曲は好きだった。
基本的に、懸命な歌唱って好きなんですよね。

ということでたぶん10回はいってないと思うけれども何度目か分からないほぼ満員?のLIQUIDROOMへ。
会場に入ってまず思ったのは4人組バンドなんだけれどもドラムが右端、ベースが正面奥っていうかなり独特な配置だなってこと。

先にそれぞれの楽器の音色について触れておきたいんだけれども、僕はこのチョーキューメイってバンドをわりとポップなバンドだなと思ってたんですよ。
でも、いざライブが始まってみたらドラムが想像の3倍くらいパワフルで笑ってしまった。
いい意味で予想外で、音源の印象とは違った演奏でいい感じ。
最初の数曲はスネアの音色がちょっと違和感あったけど途中から良くなってたし、こういう驚きがあるのはライブ参戦のいいところですね。

ベースもわりとゴリゴリしてたりスラップしてたりで面白かったし、キーボード(ピアノ)も僕が大好きな楽器ということもあって良かった。
あとは、こういったライブでバイオリンの演奏を初めて聴いたと思うんだけれども、感情がひたすら込められていてすごい楽器だなと改めて思えた。
そして歌唱は雰囲気というか世界観がある声でやっぱり良かった。

ここからは楽曲の話。
ライブが始まって1曲目が上記の落下星って曲だったんだけど、ボーカルのエネルギーというか熱というか、それにあてられていきなり泣きそうになってしまってびっくりした。
そこからいろんな曲が演奏されたけれども、ピアノとの弾き語りだった「ユウ」と、「また、夏になる」って曲がライブで観たらとても良くてこれもびっくりした。

ボーカルの方は自身を「感情が鋭利」って表現していたけれども、なんというか感情やエネルギーが内側からはち切れんばかりの方だなという印象。
1回ライブを観て次もすぐに観たいって思うことはそんなにないんだけれども、次のライブも抽選応募してみようかな、って思えるくらい良い体験だった。
めっちゃ好きなアーティストってわけではなかったんだけれどもかなり印象を変えてもらったのでライブに行って良かったです。

僕は、僕自身も音楽をやっていきたいと思っています。
ちょっと前まではピアノの練習曲集を弾き通してみたり、直近も録音環境整えて練習も始めて楽曲を世に出していこうとしてたんだけれども、色々考えた結果今は仕事を優先してしまっている始末。
でも、こうやって良い音楽に直接触れることでお尻を蹴飛ばしてもらえる感があるので、これからもやっぱり定期的にライブは行きたいというか、行かなきゃ駄目だなと改めて思えた夜でした。

次はなんのライブに行こうかな。
行きたいなと思っているのはWOLVEs GROOVY、Arche、AKASAKI、Chilbill.、宇多田ヒカル、エレファントカシマシあたり。
と思ってふと調べてみたらずっと行きたいと思ってたArcheのライブが開催決定してたので早速申し込んだ。
やったね!

WOLVEs GROOVYとChilbill.は活動止まっちゃってるのかな?と思ってるけど次のライブが決まったら必ず行きたい。
WOLVEs GROOVYは一回チケット取ったけど、演者の体調不良で中止になっちゃったんだよな。

※画像は公式サイトから引用

コレクション展 3@金沢21世紀美術館に行ってきたよ

「開館20周年にあたり、一年を通して美術館の最も重要な役割であるコレクションについてご紹介する大規模なコレクション展を開催してきました。本展はその第3弾」というコレクション展を、金沢まで行って観てきました。

まぁこの展示を観るために金沢に訪れたわけではなく、金沢へ旅行することにしてそれならば、という感じで訪れることを決めた感じ。
なんとなく、現代アートを集めた美術館であることだけは知った状態でおじゃましてきました。

4,200点の作品を収集しているってことだったけれども、公式ページにも記載があるように展示されている作品の数はあまり多くなくてちょっと肩透かしをくらった形。
一番印象に残ったのはアイキャッチ画像にも設定したラファエル・ロサノ=ヘメルさんのパルス・ルームという作品。
これは、展示に訪れた人が器具に触れるとその心拍のリズムが電灯の明滅によって可視化される仕組み。
そして部屋の中には300個の電灯が設置されており、言い換えると300人分の心拍のリズムが光によって可視化されているという作品だった。
僕達は肉体という境界線によって世界から区切られているので気づきづらいけれども、人間という存在はあらゆる個体が心臓の鼓動を繰り返し続けているんだなぁ、と感じられて面白かった。

他の作品もなかなか面白かったけれども上記のように作品数が少なくあっという間に観終わった。
ということでもう一つ開かれていた展示をチケットを新たに購入して観ることにしたんだけど、そっちは金沢あたりにお住まいの方の作品が主に展示されているもので、正直な感想を述べるとわざわざお金を出してまで観たいものではなかった。
もちろん、そういう展示が行われることを否定する気は全くないんだけれども、そういう展示ならもっと目立つようにその旨書いといてもらえればなーとは思った。

作品が山程展示されてて、1日じゃとても観終わらない!みたいな大きな美術館にも行きたいですね。

2024年の振り返りと2025年のテーマ。

ローカル環境で振り返ったり新年の目標を立てたりはしてたんだけれども、こうやってブログでそれを行うのは2年ぶりなんだね。

まぁ、こういう場では抽象的な振り返りになってしまうんだけれども、「最高」というテーマを掲げていた2024年は、最も重要視していた目標は達成できたけれども、それ以外の目標については未達が多かったな、という一年でした。
なので、どう評価するかについては難しくもあるのだけれども、今年に繋がる動きができた、という点では良かった。

だめだったのは、上で書いたように個別に立てていた目標が複数未達であったこと。
そして、その達成のために死に物狂いで達成する、という気持ちで取り組めなかったこと。

あとは、身体のコリが引き続き改善を続けていて、去年まではあった身体の違和感のせいで寝付けない、みたいな事象がなくなったのはとても良かった。
最近は夜になると眠くなるという実感もあり、体のコリや自律神経の改善に取り組みはじめてもう5年以上経つけれども、だいぶ成果が出てきていることにはとても満足。

そして2025年のテーマは「真剣勝負」でいこうと思っています。
上記のように、個別の目標に対してなぁなぁになってしまっていた部分があったので、今年はそこに向かって常に真剣に取り組んでいきたいなーと。
日々に対して真正面から向き合い、情熱を燃やしながら毎日を駆け抜けたい。
やるべきことは多く、かつ多岐に渡るのだけれども、それぞれに対して妥協せず、最善を尽くし、望む結果を手に入れていきたい。

自分が思うように努力することができれば、良い結果に結びつくであろうという感触はとっくの昔からある。
ならば、そこに向かって頑張っていくだけだしそれをやりたいのにやらないのはダサい。

2025年の365ラウンド。
戦っていきます。

ブルクミュラー25の練習曲を弾ききったよ

今更の話題となりますがこちらのチャンネルにあるように、このブログ記事で書いたブルクミュラー25の練習曲を去年の7月をもって全て弾ききりました。

3年間での達成となったので、思ったよりも時間がかかっちゃったな、というのが最初の感想。
理由としては、 毎日において音楽を最優先にしていたわけではないため15分練習したらストップ、という制約を自分に課していたためです。
とはいえ、ピアノに触れなかった日、期間もあったし、それは言い訳だなとも思う。
そして、そうやって音楽の優先順位を下げていたにもかかわらず、他のことを常に全力で頑張りきれていたかと言えばそうでもないしね。

とはいえ、大好きなピアノという楽器に触れ続け、定めた目標をひとまず達成できたのは良かった。
ピアノという楽器は素晴らしいものであるということを再確認できたし、今後続いていくであろう人生において、継続的に触れ続けていきたい。

じゃあ次の目標はなんなのかについてですが、今年はひとまずピアノ弾き語りでカバー曲を出していこうかなと思ってます。
ほんとは自分で曲作ってそれを世に出すっていうのをバンバンやっていきたいんだけれども、とはいえお仕事も色々とやりたいことがある、っていう状態なのでそことのバランスを取りつつ。
音源は自分でピアノを弾くわけではなくたぶんDAWで打ち込みで作るので、そう考えるとやるべきはピアノではなく歌の練習だったのでは?ということにはとっくに気づいていたのだけれども、まぁいったんピアノを区切りのいいところまで弾けたし楽しかったのでひとまずおっけー。

僕は音楽が好きだし、音楽に活かされているとも思っています。
だから人生において常に音楽とは関わっていきたいし、それを生み出す立場でもありたい。
願わくば、自分の生み出す音楽を好きな人が生まれてくれたら最高だと思ってるし、今でも自分の音楽で武道館をいっぱいにしたいとも思ってる。
そのためにはもっと戦略的にならなくちゃいけないんだけれどもね。

ちなみに上記のカバー曲は自分名義では出さないので、このブログを読んでいる人の目に触れることはほぼないと思うのだけれども、頑張っていきます。
今年のテーマは「真剣勝負」なので。

やっていくぞ。

Mega Shinnosuke ONEMAN TOUR 2024「君にモテたいっ!!」@東京 Zepp Shinjukuにいってきたよ

半年以上ぶりのライブだったのか。

Mega Shinnosuke自体は5年くらい前から存在は知ってたけど、個人的にはあんまり刺さってこなかったんですよね。
でも以下の「東京キライ☆」と「愛とU」が結構好きだったので、いっちょ行ってみるか、ってことで2ヶ月くらい前?にチケットを取ったわたくし。
愛とUはTikTok周りでだいぶ再生されてるみたいですね。

特にここ数日は直近2枚のアルバムを流しつつ、ライブ当日を迎えたわけだけれども、そこまでテンションが上がってたわけでもなく。
ちょっと疲れが溜まってたこともあって、一瞬行くのやめようかって考えも頭をよぎったけれどもどっこいせ、と新宿へ。

で、会場に着いたらちょっと変わった構造の箱。
僕は1階席にいてSOLD OUTの1,500人もいるようには見えなかったんだけど、2階席に結構人が入ってたのかな。

そしていよいよライブが始まったわけだけれども、思ったよりもライブアーティストなんだな、って感じ。
そして、新しい会場ってこともあってか音もバランスも良いのがとてもよかった。
もともと、音源の音色も好きだなと思ってたんだけど、特にギターとドラムのスネアが印象的。
ベースはそこまで印象に残らなかったけれども、途中のスラップはかっこよかったな。

あと、ゲストとして崎山蒼志さんが登場して、彼の声はやっぱり存在感があった。
ただ、(音源ではそんなに思ってなかったんだけど)Mega Shinnosukeさんの声も良くて、高音が綺麗で引き込まれる感じ。

僕自身も一応音楽をやっているのだけれども、今年はブルグミュラーを弾ききったことで一区切り付けてしまっていた。
ただ、やっぱりもうちょっとちゃんと音楽をやりたいなって思えて、そのためには色々もっと頑張っていかなくちゃな、とも思えたから良い夜だった。
そう。良い夜だった。

僕の今年のテーマは「最高」。
ある程度最高にはできてるけど、そんな程度の最高でいいのか?って感じ。
最高の最高にしていかなきゃね。

余談としてアンコールは撮影OKで、既にライブ中にやった愛とUの再演だったんだけれども、それには少し醒めてしまった自分もいた。
もちろん、直近のヒット曲であるそれをSNSに流してほしいって気持ちも分かるし、(僕はやらないけど)自分の携帯でライブを形に残したいって人がいるのも分かる。
ただ、そこまでいい感じで熱量が高まって流れがあったライブが、商業主義によって分断されてしまったような気がして。
その戦略は正しいと思うし、文句を言うつもりはないんだけれども、なんかちょっとなーって。

でもまぁ総じて、いいライブだった!
また彼のライブを観に行くかはわからないけれども、新曲が好きだったりしたらまた行くと思う。

やっていこうぜ!って感じ。
じゃあやってかなきゃね。

頑張るって言葉が嫌いじゃない。

線路を敷こう。

これだけ頑張ってればいい、やり続けられれば成功する、という道を作ろう。
それを定めたら脇目も振らずそこを駆け抜けるべき、という道を作ろう。

どうすれば勝てるのか、どうすれば伸びるのか。
ある程度は分かっているけれどもまだ解像度が低い。
これは言い訳でもあるんだけど、そこが定まったらもっと遮二無二やれる感があるので、まずは遮二無二そこを定める努力をすべき。

まぁ上記はビジネスの話で、人生を幸福にするための方法論は、わりと明確に整理できている。
そのおかげでだいぶ生きやすい感覚があるので、それをまとめるための努力をした2年前くらいの自分に感謝。

過去の自分に感謝しつつ、将来の自分にも感謝されるように今頑張らなきゃな。
頑張るのは今だけで良い。
今頑張らなければ、過去の分も頑張らなくちゃいけなくなる。

やっていくぞ。