CRCK/LCKS 2nd Album「まにまに」release tour 2025@Spotify O-EASTにいってきたよ

CRCK/LCKS(以下クラクラ)を知ったのはたぶん7年前くらい。
彼らをめちゃくちゃ好きな友人がいたことがきっかけ。

1〜3枚目のEPまでは結構聴いてたし最近も聴くんだけど、それ以降の音源を聴く頻度はあまり高くなくて。
でも、最近フルアルバムからの先行シングルとして出ていた「真空パック」「レンタル神様」が結構好きだったし「あらわらわ」も面白かったので、ライブ行ってみるかーってことで参戦。

ちなみに好きな曲としては「Goodbye Girl」「スカル」「傀儡」「O.K.」「病室でハミング」「KISS」あたり。
こうやって並べてみると結構好きな曲あるな。

開演時間ちょうどくらいに着きそうだったので、ちょっと急いで向かったんだけれども、40分押しだったので全然急がなくてもよかったなと思いつつ開演。
まず最初に思ったのが、音が良い。

というか、どのパートも、音も演奏もどっちもとても良かった。
みんながみんな、音を自在に操ってる感じ。
特に石若さんのドラム(とベース)は複雑なリズムであっても「まさにそこ!」みたいなタイミングにジャストで入ってくる感じがめちゃくちゃ気持ち良くてね。
僕は、心臓を直接ぶっ叩いてくるようなバスドラが鳴るライブがとても好きです。

小田朋美さんのボーカルにも触れておきたいんだけれども、彼女は「歌が上手い」というよりも「”声”という楽器として非常に優れている」という印象。
今までにも歌が上手いと思ったアーティストは多くいたけれども、こういった感想を持ったのは初めてだったので新鮮だったし驚きもした。
いや、もちろん歌もとても上手なんですけどね。

僕が上記で挙げた好きな曲はやったりやらなかったりしたんだけれども、Goodbye Girlが圧倒的に良かったです。
会場の盛り上がりもたぶんこの曲が一番で、「すごいものを体験している」と思いながら聴いていた感じ。
10周年ライブでもあったということで過去の曲も含め色々とやっていたんだけれども、特に過去の曲はパワーアップしている感が強かった。

余談だけれども、「音源そのままのライブだった!」みたいな表現ってポジティブなニュアンスで使われることが多いと思うけれども、僕はそんなライブは別に観たくないなと思う。
そしてこの日のライブは、どれも音源を上回るものだったと思う。

総括として、今日のライブは行ってよかった。
先に述べたように正直初期の頃の作品の方が好きではあるんだけれども、最新アルバムをはじめとして他の作品ももう少し聴き深めてみようという所存でございます。

ここからはちょっと珍しくMCについて触れます。
小西さんが、最新アルバム作成において「ひとつ、ひとつ、何も諦めないで」と語っていたのだけれどもすごく良い言葉だなーと。

僕は人生においてやりたいことが昔からとても多くて、実際色々なことに手を出して来ていると思う。
仕事に全てを注ぎ込んでいた時期もあるし、スポーツに打ち込んだり、朝から晩まで楽器を弾いたり、本も1,000冊以上、漫画も5,000冊以上は読んだり、旅行に行ったり、他にもゲームなり映画なり自転車なり恋愛なり遊びなりその他色々な活動に打ち込んできた感覚がある。

でも、それでもやりたいことはまだまだ尽きないし、めちゃくちゃ長生きしたいけど150歳くらいまで生きてもたぶんやりたいこと全部はできない。
だから、できるだけ多くの兎を追ってきた僕ではあるけれどもいろんなことを諦めなくてはいけないということは分かってる。

でも、それでも。
「ひとつ、ひとつ、何も諦めないで」というのは良い言葉だなって。
僕は現実主義者でもあるので優先順位は付けていくけれども、それでもやりたいこと全部やりたいですね。
そのためには毎日もっと走らなきゃ。

最近はある程度の頻度でライブに行っているけれども、来年以降はちょっと控えようと思っていました。
でも、こうやってお尻を叩かせてもらうきっかけとしてやっぱりライブに行くのは僕にとって大事なのかも。

※アイキャッチ画像は公式インスタグラムから引用。

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