東京→福岡自転車横断 〜お金と必要アイテム編〜

結論から言うと、かなりお金かかりました笑!
とりあえず、かかったお金について先に書いた上で、具体的に購入したものとどれが役に立ったのかについて書いてみます。

まず、旅の前に事前に購入したものが以下です。
※アマゾンで見つかったものに関してはリンク。異なる商品もあるが類似したもの
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ロードバイク:約150,000円
サイコン:5,940円
自転車用グローブ×2:10,900円
サイクルウェア:8,424円
レーパン:11,923円
ウインドブレーカー:6,221円
パンク修理用タイヤレバー:943円
携帯空気入れ:2,370円
サドルバッグ:5,702円
ボトルホルダー:2,100円
長袖インナー×2:9,928円
自転車用シューズ:11,340円
サドル:10,400円
メンテ用ブラシ:600円
メンテ用オイル:1,526円
メンテ用クリーナー:1,936円
イヤホン:16,571円
リアライト:998円
スマホホルダー:4,980円
メンテ用手袋:444円
ヘルメット×2:37,494円
ヘルメット用アイウェア:5,834円
自転車チューブ×2:800円
スポーツウエストポーチ:4,086円
合計:321,191円
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それに加えて、宿泊費用と食費がかかります。
宿泊は野宿は一切せず、安いビジネスホテルにしようという戦略だったのですが、場所やタイミング次第でそこそこ高くなってしまう日もありました。
また、食費は毎日5,000キロカロリーくらい消費するため、その分そこそこ上がります。
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・宿泊費(平均10,000×13):130,000円
・食費(平均4,000×13):52,000円
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ということで、総計は約500,000円でした!
これ、飛行機のファーストクラスの10倍くらいしてますね…。
ロングライドやりたい方は、上記を見て削れるところは削って参考にしてみてください。
ちなみにヘルメットを2個買っているのは途中で事故ったからで、グローブを2個買ったのは途中でなくしたからです。
僕は上記の荷物に加え、エアリズムステテコ×1、靴下×2、長袖シャツ1、六角レンチ、モバイルバッテリー、各種充電器、化粧水を持っていったんですが、重量はバッグも含めて2.2キロでした。
自転車屋さんに聞いたところ2週間のロングライドであれば軽い方だとのことでしたが、特に何かが不足するってことはなかったです。
ちなみに服についてはホテルでほぼ毎日到着後に洗ってました。

ここからは役に立ったものベスト5です。

5位:スマホホルダー

最初は不要だと考え購入予定はなかったんですが、同行者が使ってて便利そうだったので購入。
何が楽かっていうと、地図を見たい時とかにすぐ見られるんですよね。
もちろん、走行中に見ることはなかったんですが、わざわざウエストポーチから取り出さなくてもすぐにチェックできるのはまじで楽。
防水機能付きのものを買ったので、雨が降っても壊れる不安なくスマホを見られるのも良かった。

4位:レーパン

基本的に各種服装は自転車用のものを揃えてそれぞれ良かったんですが、これのお尻パッドがあったおかげでお尻痛とはある程度無縁でいられたので一番助けられていただろうということでこの順位。
ちなみに、お尻痛はだいぶストレスになるので、他のものは多少削ってもレーパンだけはちゃんとした高いものを買うべきだと思います。

3位:サドルバッグ

リュックサックを背負って数十キロくらいは走ったことあるんですが、それだけで肩が痛くなったので、これのおかげで、ものを背負わずに走ることができだいぶ楽でした。
ちなみに、スポーツウエストポーチに財布やモバイルバッテリーを入れることで休憩の度に開閉する必要がなかったので、この組み合わせはとても良かった。
何度か緩んでタイヤに擦れちゃったりもしたんですが許容範囲。

2位:モバイルバッテリー

ぶっちゃけ、スマホの電池がなくなったら地図も見られないしホテルの予約もできないしでだいぶ危機的状況に陥ります。
うまく充電できる場所があるとも限らないし、ということでランクイン。

1位:Google Map

多少のなんやねん感はありますが、これがなかったら確実に走破できてないので。
田んぼの中のめちゃくちゃ細い道や自動車専用道路に誘導してくるおちゃめなところもありますが、それでもなおこの子への感謝は揺らぐことがありません。
どこかで曲がらなくちゃいけないときに不安になることもないので、音声ナビゲーション機能もめちゃ便利。
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たとえばグローブとかシューズとかは、なくてもそこまで大きな問題にはなりません。
ただ、1,200キロのロングライドという完全に未知なる世界への挑戦であったため、お金で少しでも楽にできるのであればそこはケチりたくない、という考えを基本にしていました。

東京→福岡自転車横断 〜準備編〜

ここでは、自転車に関してほぼ初心者だった僕たちが、どのように東京福岡自転車横断初日を迎えたのか、ということを書いていきます。

まず、なぜのチャレンジを始めたのかということについてですが、「思いついてしまった」というのが理由です。
これはやり遂げたらどんな世界が見えるのか知りたい、と思ってしまった僕は友人たちにチャットを飛ばしていました。
続けてあっさりと断られる中、わずか3人目で「それ、めちゃ面白そう」と以下のように返信をもらいふわっと旅程が決まったんですが、まさかこれがめちゃしんどい結果を招くことになるとは…(見えていた未来)

で、そこから僕たちはTrelloというToDoタスク管理ツールを使いながら、それぞれ準備を進めていました。
主に行ったのは以下で、それぞれについて簡単に書いてみます。
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1. 2人の間での走行ルール決め
2. 練習ロングライド×2
3. 必要なものの洗い出しと購入
4. ルート決め
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1. 2人の間での走行ルール決め

全部で20個くらい書いたんですが、例えばどれくらいの速度で走るのか、とか休憩頻度とかを決めていました
一応書いておくと、平地での平均速度は35キロを超えないようにして、休憩は1時間走ったら10分休憩をマスト、というような感じで。

2. 練習ロングライド×2

お互い長い距離を走ったことが全くなく、さすがに本番前にどんな感じか確かめたいということで、六本木⇔千葉150キロ、六本木⇔中華街60キロを2人で完走。
千葉までのライドはお互い全く慣れてなかったこともあり12時間くらい走ってだいぶしんどかったんですが、中華街までのライドはお互い慣れも出てきていたので本番への希望が見えた回でした。
ちなみに僕個人の練習としては、調べた効率の良いペダリングを意識しながら普段の数キロの移動を自転車で乗るようにしたこと以外は特にしていませんでした。

3. 必要なものの洗い出しと購入

お互い初心者なんで、何が必要なのか全然わかんないんですよね。
なので、これもググっていろいろ調べたんですが、なかなか同じルートをたどった方がいないので、自転車屋さんにも質問しながら、ロングライドで試しながら、いろいろ買い増していくイメージ。
何を揃えたかについては別記事にするので、それによって将来僕らのようなチャレンジをする方にとって良い参考資料になればと思っています。

4. ルート決め

優先したのは、多少回り道であっても直線で進めるコース。
理由としては、距離が短くても「ここで曲がるんだっけ?」みたいな感じで確認が都度必要なコースだとかえって時間がかかるししんどいんですよね。
なので、なるべく頭空っぽでも進むことができるようなルートを選んでいました。
あとは、その日の到着地がそれなりに大きい町であること。
なぜなら、僕たちは基本的になんらかの宿泊施設に泊まってたので、それがない場合はどうにもならないからです。

以下には、僕がたどったルートを書いておきます。
ちなみに7と8日目で2連続で休んでるのは、6日目に事故って頭をぶつけて安静にしようと考えたからです。
それぞれの感想については別途書くまとめ記事にて。

1日目:日本橋→箱根(90キロ)
2日目:箱根→焼津(100キロ)
3日目:焼津→豊橋(99キロ)
4日目:豊橋→名古屋(68キロ)※メンテ
5日目:名古屋→甲賀(84キロ)
6日目:甲賀→天王寺(83キロ)
7日目:休息&メンテ日
8日目:休息日
9日目:天王寺→相生(114キロ)
10日目:相生→倉敷(77キロ)
11日目:倉敷→尾道(62キロ)※メンテ
12日目:尾道→広島(81キロ)※メンテ
13日目:広島→新山口(130キロ)
14日目:新山口→博多(129キロ)

東京→福岡自転車横断14日目(最終日):新山口→博多 〜光の中のフィナーレ〜

達成からだいぶ日にちが経ってしまいましたが更新です。

13日間で約1,100キロ走ってきた上に前日は130キロ走ってきたとのことで、起床直後であっても精神的にも肉体的にもだいぶしんどさが残っているのを感じるところから一日がスタート。
山口に祖父母といとこが住んでいるので、朝食の味噌汁の味に郷愁を感じながらサドルにまたがり、最終目的地の博多へ向かう130キロの旅路が開始。

今書いたように僕は親戚が山口に住んでおり、九州各地に住んでいたころは父が運転する車で関門海峡を超えてそこまで訪れていました。
なので、久しぶりに、しかも歩いてそこを通過できることは楽しみでもあったんですが、当然20年前に車に乗っていたころはそれを想像していなかったので人生って不思議なもんですね。

5時間くらい走ったところで残り70キロ。
このあたりでよっぽどのトラブルがなければ完走できるだろうなという手応えを得る。
この旅では毎日5,000キロカロリー以上消費するので道中でもめちゃくちゃ食べてカロリー摂取してたんですが、明日のことを考えなくていいからそれほど食べまくらなくてもいいことに喜びを感じながら、走る、走る、走る。

そしてとうとう、11/4(日)11:40に日本橋は国道1号線の開始地点から始まった今回の1,200キロ自転車横断チャレンジは、11/17(土)21:46に博多駅に到着したことでその2週間の旅路を終えたわけです。
到着したら、博多駅がめちゃくちゃイルミネーションで彩られててカップルばっかで、疲労困憊でその場に佇む僕は完全に場の空気が読めてなかったけど達成感を噛み締めていました。一人で。
ちなみに到着後は、それまで1日しか滞在してなかった福岡の新居に向かい、風呂と布団にめちゃくちゃに抱かれました。

もろもろの感想とか、かかったお金とか、行った準備とか、それについては別途まとめます!

MUSIC JUNCTION 2018に参加してきたよ

MUSIC JUNCTION 2018という屋内の音楽フェス(画像はHPから引用)に2日間参加してきたので、それぞれの感想を自分のために簡単にまとめておこうかなーと。
基本的に、自分の考えや感じたことを文字にして残しておきたいという欲求が僕は強く、おそらく今までに2,500個ほどのこういう文章を書いてきているのでその一環として。

ちなみに、偉そうに書いてますが、僕は音楽にそれなりに熱意を傾けていた時期もありますが、めっちゃ知識があるわけでもないしめっちゃすごいプレイヤーでもありません。
あと、ここに書いている内容はあくまで僕が感じたことでありそれぞれの音楽の優劣や他人の嗜好について述べたいわけでは全くないのであしからず。

というわけで、それぞれの出演者に対して簡単に。
音源もYouTubeにある公式のものを載っけてみます。

1日目

Amelie
SIX LOUNGE

この2つのバンドは聴けてないので省略。

GLIM SPANKY


途中から会場に入ったのであまり分かってないんだけど、ボーカルの声質がYUKIに似てるなーと思った。
ただ、今ちょっとYouTubeで聴いてみたらだいぶ印象違う。
きらいじゃないかなーって感じ。

ジェニーハイ


テレビ番組の企画で結成されたバンドで、川谷絵音、小籔、くっきー、イッキュウ、新垣隆さんの5人組。
まぁそりゃそうなんだけどリズム隊が芸人コンビなので、グルーブがだいぶゆるい。
くっきーがスラップやりだした時はちょっとびっくりしたけどやっぱりプロと比べると見劣りしちゃってまーそりゃそうだよなと。
それよりちょっとなーと思ったのはイッキュウのボーカルで、たぶん川谷さんが曲を作ってるんじゃないかと思うんだけど、彼女はもっとパワフルな曲のほうが合ってると思うのでちょっと残念。
川谷さんが歌ったほうが合ってるんじゃないかな。

BiSH


彼女らが現れると同時に観客席の空気が一変して演奏中もコールが始まってすごかった笑。
こういうシャウトも含めた歌唱が他のアイドルと比較して差別化できてるんだろうなーと思いつつ、音程がフラット気味な箇所が多かった。
あとは、アイドル特有の高いまま潰したような発声をする人もいてそれはちょっと苦手。

NICO Touches the Walls


ポルノ岡野さんとか、B’z稲葉さんとちょっと共通点を感じるボーカル。
ルックスとは異なりわりと爽やかな曲調だなと思ったけれどもあまり強い印象がないです。

ゲスの極み乙女。


川谷絵音さんが改めて登場。
好き嫌いはともかく、引っかかるところがある曲を作る人達だよなーと。
川谷さんはそれほど派手なアクションをするわけではないんだけれども、ちょっとした動きで観客を煽ったりが上手かったし雰囲気もあった。
彼にしか歌えない曲でもあると思うので、やっぱり稀有なアーティストなんだろうと思う。

THE BAWDIES


観客席に女性ファンがめちゃ増えてた。
ボーカルのしゃがれ声を強みとしてるバンドだと思うけど、曲もそれを活かそうとしてる作りをしてるんだな、って感じ。
以前にも聴いたことはあるんだけど、今回もそれほど刺さらず。
でも、やっぱりここらへんのバンドになるとステージングというか盛り上げが上手い。

キュウソネコカミ


なによりライブが楽しそうでちょっとチケット買ってみようかなーと思ったこともあったのでここで見られて得した気分。
2日間を通じても、このバンドでは特にお客さんはかなり盛り上がってた。
とにかくお客さんを盛り上げるってのを意識してるのがめちゃくちゃ伝わってきて、こういう姿勢が今のスタンダードなんだろうなーと。
でも、リハ時点で客席にダイブしてたのはさすがに笑った。

SHISHAMO


5時間くらい最前列近くにいて流石に疲れたので後ろの方で観てた。
以前に聴いた「僕に彼女ができたんだ」って曲の印象しかなかったけど、ライブだと思ったよりハードなサウンドでびっくり。
ベースにピックが引っかかってるような音は良くない方の意味でちょっと気になったけど、音源だとそれはないだろうしボーカルの声はわりと好きなのでもう一回ちゃんと聴いてみようかなーと思った。

SUPER BEAVER

go!go!vanillas



完全に疲労で消耗してたってのもあったけれども、こういう明るいストレートなロックがあまり好みではないので省略。

2日目

ここ数日で蓄積した疲労もあり、午前はちょっと病院により風邪薬をもらってからの参戦

kobore
SHIMA
酸欠少女さユり

聴けてないので省略

Official髭男dism


開始より少し遅れての参加。
全く聴いたことなかったし、正直バンド名であんまり期待してなかったんだけどとても良かった。
単純に曲がとてもいいのと、演奏もまとまってて今後ちゃんと聴いてみたいと思ったバンド。

King Gnu


今までそんなに聴いてなかったけど、楽しみにしてたバンドの1つ。
実際聴いてみての印象として、ギターとベースの音が全バンドの中で一番好きだったし、リハの時点でもそこへのこだわりが伝わってきた。
雰囲気があるバンドで、これはライブ見ちゃうと好きになる人多いだろうなーと。
CDで聴くよりも実際に観たほうが世界観に入り込める感じがして、またライブ行ってみたいっすね。

浅井健一 & THE INTERCHANGE KILLS


一番好きなバンドはなんですか?って聞かれたらBLANKEYと答える男なので、今回の参戦にあたり一番楽しみにしてたのがベンジーこと浅井さん。
彼らの解散後に好きになったこともあり、ライブを実際には観に行ったことがないのがとても悔しかったので。
最近のライブ動画を見ると正直高音の歌唱に衰えが見られるなと思っていたのでちょっと怖さもあったけれども、まるで初恋の人に会う前のような動悸を感じながら登場を待つ僕。
そしてとうとう目にした生のベンジー。

バイアスはあるだろうけど演奏はさすがの安定感でめちゃくちゃ格好良かったし、BLANKEY時代の曲もやってくれたので興奮したんだけれども、正直それを観てる観客は他のバンドよりも少なくて寂しさも感じた。
彼らは観客と一緒に、というよりも自分たちは最高の音楽をやるからそこについてきて的なスタンスなんだと思ってて、それが今の時代の若い観客が求めるパフォーマンスとは違うんだろうなと。
そして、これは想像でしかないけれども若い頃の彼にはもっと分かりやすい外向きのエネルギーが充ちていたんじゃないかなと。
まぁど平日のフェスだったということもあって、観客の層が彼らのファン層とは違ったということもあるんだろうけど、時代の移り変わりみたいなものは感じた。
ただ、特に「危険すぎる」で歌唱の衰えは感じたけれども、ほんとめちゃくちゃ格好良くて、観られたことは本当に良かった。

ちょっと思うのが、彼は今、どういうモチベーションで音楽に取り組んでるんだろう。
もちろんいろいろと理由はあるんだろうけどたぶん彼はやっぱり音楽が好きなんだろうと思ってて、そういうところもかっこいいなと思う。
かっこいいしか言ってない笑。

夜の本気ダンス


4つ打ち!踊れ!踊れ!踊れ!的なバンド。
先入観は持たずに観てたつもりだったけど、あんまりそういう系のバンドに心躍らない。
なんつーか、別に歌にメッセージ性を求めるわけではないんだけど、「売れるためにやってます!」みたいな感じが好きじゃないのかな。
あと、たぶん僕は張り詰めた緊張感があるような曲調が好きなんだと思ってて、そこともずれちゃう。

SPECIAL OTHERS


ちゃんと聴いたことなかったけど、4ピースのインストバンド。
ベースの音の質感が好きだった。

打首獄門同好会


ちょっと前にベースの方が還暦だということで話題になっていたラウドロックバンド。
オーケンにめちゃ声が似てるなと思いながら聴いてたけど、プロジェクターで映像を移したり、サイリウム代わりのうまい棒を配ったり、客席にぬいぐるみっぽいものを投げ込んだりでライブを楽しんでもらうことを相当意識してたし、実際観客もやたら盛り上がってた。

Nothing’s Carved In Stone


実力派ロックバンド、って表現がぴったりくる彼ら。
ギターの音も好きだしかっこいいなーとは思うんだけど、なんというかどの曲も常に80点を取り続けてる感じで「この部分がめちゃくちゃかっこいい!」みたいなのがあんまりなかった。
ただ、照明効果はめちゃくちゃかっこよかった。

フレデリック


たぶん彼らかキュウソが2日間を通じて一番盛り上がってたんじゃないかな。
曲はちょろっと知っててもそれほど強い印象なかったけど、実際聴いてみたら歌がやたら上手かった。
彼らも4つ打ち系のバンドで印象的なフレーズを繰り返す系だけれども、ボーカルに引っ張られてかっこいいなーと思ってました。
彼らも照明効果がとてもはまってて盛り上がりに一役買ってた。

ACIDMAN


この2日間で一番楽しみにしてたのが浅井さん、そしてその次がこのACIDMANだったんだけど、お客さんはフレデリックをピークにしてだいぶ帰っちゃってたってのが正直なところ。
ライブ全体の時間が押していたというところも理由なんだろうけれども、浅井さんのところで書いたように今の若い層が求めるバンド、ライブではないってのはあるんだろうなー。

僕は踊れ踊れと促されるよりもいい演奏であれば勝手に踊るのでとにかくそのバンドが思うめちゃくちゃかっこいいことをやってほしいと思ってしまうのだけれども、時代は変わってしまったんだなーと。
たとえば初期エレカシはMCもアンコールもなく、観客が歌うのも手拍子も立ち上がるのも禁止っていうめちゃくちゃ硬派なバンドだったらしいけど、今の時代だと曲の良し悪しは抜きにして売れるのは難しかったんだろうなということを感じてました。
そして自分がおっさんになってしまったんだということを実感して悲しくなった笑。
ぶっちゃけ、彼らのテンションがちょっと下がっちゃってる感じはあったけどスロウレインを聴けたのは良かったし積み重ねてきたキャリアを感じるパフォーマンスでした。

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意外と言われこともあるけれども人生初フェスでした。
感想としては、好きなバンドを実際に観れたり知らないバンドが好きになったりでその醍醐味を感じられたんじゃないかと思うし楽しかった。
今度は野外のフェスにもいってみたいし、もっと人生の中で音楽の割合を上げていきたい。

そして、会全体を通じてだけど、たくさんの観客の前で演奏できている彼らが羨ましかった。
がんばる。

東京→福岡自転車横断13日目:広島→新山口 〜選択ミスと最終日前夜〜

みなさんあまりご存知ないかと思いますが、約10日で1,000キロ以上走るとだいぶ疲れるという気づきを得たので共有しておきます。

ひとまず書いておくと、山口最高ってこと。
というか基本的に中国地方は当てはまる場所が多いんですが、特に山口は多少高低差があるけど道が広くて綺麗で景色も良くてほんと走りやすい。
親戚が住んでいるという贔屓目もあるかと思いますが、僕としては新たな山口の魅力を発見できただけでだいぶ嬉しい。

しかし、今日はコース選択でミスったなーと。
Google先生の指示を無視して、何も考えずにまっすぐ行けば良いので楽だろうと2号線を進み続けることにした分岐があったんですがこれが失敗。
遠回りであることは承知の上でしたが、かなりしんどい登り坂を進むことになっただけでなく、道がめちゃ狭いトンネルでかなりの時間ロス。

この、意思決定を1日に何度も行わなくてはいけないというのは、経営に似てるなと考えていました。
刻々と変化する状況で、常にベストな選択をしようと試みる感じ。
ただ、実際に肉体の移動を伴う自転車の移動はなかなかやり直しがきかないのですが、こっちはそれでも前に進めばゴールがあるから楽ですね。

泣いても笑っても明日がラスト1日(のはず)。
雨予報でしたがどうやら天気ももちそうなので、やっていきます。

東京→福岡自転車横断12日目:尾道→広島 〜過去最高速とラスボスへの準備〜

尾道から広島までの85キロでしたが、この12日間を通じて一番速い速度で駆け抜けました。
正直、疲れはかなりあるし身体もちょこちょこ痛み出してるけどまだやれる。

ってことで日の暮れる前の17時ごろには目標にしていた広島の自転車屋さんに到着し、空気を補充。
その後は、ご飯をもりもり食べたり、自転車のメンテをしたり、洗濯したりで明日以降に備えつつ、この旅はじめてのマッサージも受け疲労回復に努めてました。

明日からは2日続けて130キロ走ということで、疲れもあいまってしんどいフィナーレになるかと思います。
ですが、ここまで来たら絶対やり遂げたいので、事故に気をつけながらペダルを踏み続けるだけ。

明日も早起き、そして早く寝ることもがんばりたい。
おやすみなさい。

東京→福岡自転車横断11日目:倉敷→尾道 〜疲労蓄積と明日への準備〜

本日は、なんだか珍しい気がする快晴。
しかし、なんだかんだですでに900キロくらい走ってきているので、身体に溜まった疲れはもうごまかしようのない状態に。

思えば、昨日無理して尾道にたどり着く選択をしなくて本当に良かった。
今日は70キロくらいしか走らないので余裕だと思ってたけど、道中で身体の重さを感じる場面が何度かありました。
ひょっとしたら、身体よりも精神的な疲労が大きいのかもともちょっと思っています。
今日はマシだったけど、追い抜かれていく車の8割くらいがトラックな区間とかもあってまじで怖い。
ほんと、僕か車の運転手さんがちょっとでもミスをすれば簡単に死んでしまいますし、ひやっとした場面は何度もあったし実際ちょっと事故ったし。

ただ、明日も含めてラスト3日なのでやりきりたい。
明日の目標は8時に出発すること、広島でタイヤに空気を入れること、遅くとも23時には寝ること。
積み重ねることは得意だと思っているので、明日もやっていきます。

そういや夕飯は広島名産の牡蠣を食べたんですが、そこで東京から来たんですよ〜って話をしてたらおまけでミカンをつけてくれました。
バイアスがかかっているとも思うけれども、地方の人の方が優しい印象やっぱある。
これからの福岡暮らし、楽しみだなー。

東京→福岡自転車横断10日目:相生(兵庫)→倉敷 〜宿泊地変更と超朝型へのシフト〜

本日は120キロ走って福山に宿泊するつもりでしたが、80キロ程度走った18時ごろにホテルを予約しようとしたら満席でそれが不可能なことが判明。
選択肢は2つで、1つは遅い時間まで走って福山の先にある尾道までいくというもの。
そしてもう1つは手前の倉敷に宿泊して翌日に頑張るというもの。

実は前者を最初は選択してホテルまで取ったんですが、思い直してやはり後者を選択することに。
理由として1番大きかったのは、夜間の走行時間をあまり伸ばしたくなかったから。

夜のライドってリスクがめっちゃ上がるんですよね。
まず、車がスピードを上げるし路面状況も見えづらくなる。
さらにトラックが増えてきてめちゃ怖いし、人も見えづらいからスピードも上げづらい。
ということで、今日は早めに寝て明日早く出発することにしました。
で、そのあとご飯を食べながら今後の進め方について色々考えてたんですが、結論として以下の宿泊予定とすることに。

ちょっと移動距離が歪な感じがありますが、ラスト2日は祖父母・従兄弟家族が住む山口への郷土愛と、最終日だというテンションで乗り切れるんじゃないかという目論見。
というか色々考えたんですが、宿泊地の位置を考えるとこれがベストかと。
あと、今日からの3日間で更なる朝型を目指して生活時間をシフトさせていくことで、夜間走行を最小化できるように努めることに。

思えば、朝型の生活になりたいと思いつつずっとできてなかったので、いい機会だなーと。
というわけでおやすみなさい!

東京→福岡自転車横断9日目:大阪→相生(兵庫) 〜夜の細道を越えて〜

休養日明けは、宿泊地変更したこともあり過去最長の約120キロライド。
ちなみに画像のは10キロ弱くらい計測し忘れてました。
実は練習では一度150キロ走っているんですが、やはり連日の疲れがどう出るかというところと、未知の近畿地方というところでどうなるか分からない状況でスタート。

大阪を出る際には道の複雑さであまりペースが上がらずでしたが、悪くない速度で進めていました。
昼には友人に勧めてもらったレストランで舌鼓を打ちつつ、平坦な道に安堵しながら先へ、先へ。
暗くなってしまったのでホテル到着前に夕飯を食べた時点で残り20キロ。
まぁあと1時間こげば余裕で着くかなーと思ったんですが甘かった。

基本的に、ルートは全てGoogleマップを見ながら決めています。
あまりにも方向転換指示が多い場合には他の適当な道を進みますが、最短距離を出してくれるのはやはりありがたいので。
しかし、今日宿泊した相生駅周辺は細くて暗い道が多く、Google先生の指示がドSすぎた。
今までもそのようなことはありましたが、田んぼど真ん中の道とかめっちゃ暗くて細い道とかをガンガン勧めてくるんですよね。
でもそれはGoogle先生が悪いんじゃなくて、正直代替手段になる道はめちゃめちゃ遠回りだったりして他に選択肢がなかった。
しかも、暗い道に限ってお墓が並んだりしてて、心霊系はほぼ信じてない僕も流石にちょっとびびってました。

明日からは中国地方に突入しますが、そこからの方が田舎度はより高まると思うので若干身構えています。
でも、ぶっちゃけなんとかなるとも思ってるんでまたやっていきます。
ちなみに明日も今までの最長記録更新予定。

東京→福岡自転車横断7&8日目:大阪 〜メンテと買い出しとコース変更〜

前回書いたように、ぶつけた頭に違和感が少しあるので1日多めに休息日を取りました。
そして、その時間を利用してブレーキが効かなくなった自転車のメンテと、なくしたグローブと新品のヘルメットを購入。
特に2日目は寝ている時間がほとんどでしたが、そこで今後のコースについて考えてました。
その結果、サムネイル画像の感じにしようかなと。

要するに、1日あたりに進む距離を増やしつつしっかりメンテと休息を行うために少ない距離の日を挟み、当初予定していた2週間で福岡に到着するつもりです。
なぜこんなことをやっているんだというツッコミはごもっともですが、ここまできたのでやりきります。

事故については疲れもあったと思いますが自身の油断もあったと考えているので、自転車は命に関わる危険と紙一重だという意識をより強く持つことにします。
泣いても笑っても残り半分。