僕の人生にとって非常に特別なイベントとなった、サマソニ2019@幕張メッセ の3日間全日程に参戦してきました。
どうして特別かという理由についてはまた改めて書くつもりなので、ひとまずこちらの投稿ではだらだらと感想をば。
結論から書くと、めっちゃくちゃ良かったし3日間とも泣いてました笑。
1日目
朝弱いのとラッシュに巻き込まれたくなくて、前日から千葉入りして気合は十分。
この日は朝10時のオープニングアクトから観てました。
以下は観たアーティストと公式音源、それぞれの感想を簡単に
秋山黄色
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ここで観るまで一切知識がなかったこちら。
シンガーソングライターってことだけれどもわりとロック色強め。
上で載せた楽曲はリフが特徴的で嫌いじゃない感じ。
このステージを一生懸命やりきろうとしてる感じが好印象でした。
クリープハイプ
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楽しみにしてたんですけど、この3日間でワーストだと感じたのがこちら。
初期頃の曲は結構好きでちょこちょこ聴いてたんだけど、歌を聴かせることを優先しすぎてるにも関わらずボーカルの声量がないから音に迫力が全然なかった。
あと、とりあえずライブをこなしている印象が強くて。
以前、別のフェスでのパフォーマンスを観た友達が微妙だったって言ってて、癖は強めだからなーと思ったけど今なら納得。
最近の楽曲もあんまり響かないし、今後もライブを観に行くことはなさそう。
神様、僕は気づいてしまった
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ちょっとだけ聴いたことがあるけどあんま興味ないなーって思ったこちらもチラ見。
演奏と歌はうまいなーと思った。
Alec Benjamin
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最近は邦楽ばっかり聴いてるのだけれども、どのステージを周るかそれぞれのアーティストの楽曲を事前に聴いてたら声が特徴あるしめちゃ良い曲だしいいなーということで鑑賞。
なんというか、いいライブであるだけでなく人柄の良さが伝わってきて良かった。
昔は洋楽ばっかり聴いてた時期もあったし、その頃は歌詞に意味なんて全く必要ないと思ってました。
ただ、あるタイミングからやっぱ歌ってそこに書かれた言葉を届ける手段なんだよなと感じて。
そこから邦楽を中心に聴くようになったんですが、彼の楽曲はそういうのを超える良さがあったなーと。
実際、英語のネイティブであったらほぼ確実に洋楽ばっかり聴いてたと思う。
Sam Fender
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正直ちょっと疲れてたし、他に観たいライブもなかったのでこちらを鑑賞。
遠目だったから確実じゃないけど、Fenderのギターを使ってた気がする笑。
日本のをディスるわけじゃないけど、海外アーティストは演奏も歌唱も平均的にレベルが高いですよね。
以前、ノエル・ギャラガーのライブに行ったことがあるんだけど、それぞれの楽器のバランスがものすごく良くて驚いたことを思い出した。
PassCode
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ちらっとだけ聴いて「良いかも」と思って観に行ったんですけど、思ってたんと違う!ってパフォーマンスでした。
BiSHとか好きな人は好きなんだろうなー。
途中で退席。
Pale Waves
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ライブの谷間に観てた感じ。
Sam Fenderと同じような感想。
YUKI
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実は彼女単独のライブも観に行ったことがあるんですけれども、あまり好きでなかったアルバムの発売直後で不完全燃焼だったため少し離れたステージだったけれども急ぎ足で参加。
フェスだけあって、そのライブよりももっとキャッチーな曲が多め。
15分くらいしか観られてないけれども、ステージを跳ね回る彼女の力強いパフォーマンスは相変わらずすごいよなーと。
ジュディマリのラストライブ、映像しか観てないけどあれはすごい。
THE Birthday
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この日1番楽しみにしてたといっても過言ではないライブ。
なぜなら、人生初のチバだから。
僕は一番好きなバンドはなに?と聞かれたらBLANKEY JET CITYと答える男なんですが、僕ら世代にとってはやっぱりTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTは特別なバンド。
もう彼らが完全な形で復活することはなくなってしまったけれども、それでもチバの歌を生で聴ける機会があるのはありがたいことです。
ちなみにロビンこと吉井和哉さん、ベンジーこと浅井健一さんのライブも生で観たんだけれども両方とも泣いてしまったし、今回も案の定泣いてた。
一時期は生活のほぼ全てを仕事に捧げていたので、彼らの歌を生で聴くというのはそこからの開放の象徴なんですよね、僕にとっては。
ROSSOまではちょこちょこ聴いていたもののこのバンドの楽曲はほとんど知らなかったんだけれども、チバがチバすぎてすごかった。
マラカスを持つ姿があんなに格好いい男って他にいるんだろうか。
正直ベンジーの歌には衰えが見えたけれども、チバはあの声質にも関わらずちゃんとキープしてるのものすごい。
観れてよかった。
THE 1975
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ここからはメインアリーナに再度移動。
印象としてはめちゃくちゃ今っぽいなー、って感じ。
ダンサーとかもステージ上にいて、演奏のみというよりもパフォーマンスということを強く意識してるなとも思いました。
ボーカルの自分の世界に観客を引っ張ってくるスキルはものすごいなーとも。
B’z
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めっちゃ好き!ってわけじゃないけどアルバム何枚か聴いたこともあるし、やっぱりなんだかんだで日本トップなバンドだと思うので楽しみにしてました。
歌唱力の暴力やん、ってのが第一印象。
フェス用というよりもわりとファン向けみたいなセットリストで、特に前半は知らない曲が多め。
後半になるにつれて比重が増した昔の楽曲の方が良い曲多いなーと思ったんだけどそれは自分が慣れ親しんだものだからかしら。
稲葉さんの歌だけじゃなく演奏もパワフルだったけども、直前がTHE 1975だったからということもあって、随所に差し込まれる松本さんのギターソロとかに様式美というか、若干の古さを感じたのも事実。
あともろもろの演出も狙ってるのか分からんけどダサかった笑。
最初から予定がなかったのかもしれないけど、アンコールも起こってなかった気がする。
いや、juiceとかめちゃかっこよかったし良かったんですけどね。
2日目
前日にYUKIからTHE Birthdayを観るために全力疾走したからか若干熱中症気味。
もちろん前日も気をつけていたんだけど、水分はたくさんとって移動中は帽子に日傘、サングラスと完全装備で移動。
ヤバイTシャツ屋さん
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同じ時間にやってたスカパラではなくこっちを選んでしまった笑。
こういうメロコアっぽいバンドはほとんど聴かなくなってしまったんだけど、彼らのキャッチーさはすごいなーと思っててわりと好きだしライブ行きたいかもと思ってたので。
最初から最後まで走りきってて良かった。
いつかワンマン行くかも。
Official髭男ism
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いやー、売れましたね。
以前、福岡で開かれた小規模フェス で観て演奏しっかりしてるし曲がいいなーと思ったんですけど、サマソニでは入場規制がかかるくらいの人手。
上に貼った曲が収録されているEPはとてもいいと思ってるんですけど、直近の曲は正直そこまででもない。
ただ、ライブでもうまいし今後もしばらくは新作が出る度に聴いてみるつもり。
ELECTRIC PYRAMID
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ほんとはホルモン観に行こうかなーと思ってたんだけど、上で書いたようにわりと疲れてたしステージ遠かったので休憩がてら。
音源だとちょっと違うみたいだけど名前のわりにハードロック!って感じでした。
The interruptes
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これも休憩がてらだったので、正直あんまり印象に残ってない。
Zebrahead
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こちらのYouTube音源も含まれるWaste Of Mindってアルバムを中学か高校生の時にわりと聴いてたのでちょっと楽しみにしてたんだけど、こんなにパンクぽかったっけ、っていう印象。
上であげたような、もっとミクスチャーっぽい凝った感じの方が好みだなーと思いながら聴いてました。
COIN
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このバンド、MVで聴いてた時はそこまで感じなかったんだけど、各楽器の音がめちゃくちゃ良くてスネア一発でめちゃ気持ちいい。
これも前日のTHE 1975と同じように、音圧強めな感じなのも含め今っぽい感じだなーっという印象。
曲、まだちゃんと聴いてないけどもうちょっと聴いてみるかも。
Machine Gun kelly
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移動前にご飯食べながら流し聴き。
ハードだなーと思った気がするんだけどMV見てみたらちょっと違う感じですね。
MAN WITH A MISSION
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正直、あんまり興味なかったんだけど昨日の混雑具合を鑑みて、この日のトリであるレッチリを確実に観るためにこのステージからメインアリーナに移動。
色々ゲストが出演してたんですけど、布袋さんが出てきた時はテンション上がったし、やっぱり彼のギターは音色からもうかかっこよかった。
RADWIMPS
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めっちゃ好きかって言われたらそうでもないのだけれども、地元出身だったり色々と思い出がある故にライブに行ったこともあるし新作が出る度に買ってる彼らのパフォーマンス。
なんというか、めちゃくちゃコアなファン向けの選曲だったなーって印象で、前前前世をやらないとは思ってもみなかった。
パフォーマンスもワンマンでやってるような感じで若干上滑りしてた感じ。
いや、嫌いじゃないし好きな曲も色々あるんですけどね。
Red Hot Chili Peppers
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ご存知、世界最強ロックバンド。
最高だった。
僕がバンドをやってた頃はベースとボーカルをメインでやってたこともあり、やっぱりフリーはヒーローなわけです。
とはいえコピーをたくさんしたかって言われたら何故かAeroplaneだけというよく分からない感じなんですが、それでも彼はやっぱりめちゃくちゃ偉大だと思ってて。
で、彼らのパフォーマンスはジャムから始まったわけなんですけれども本当にかっこよくてその時点でボロボロ泣いてた僕。
アンソニーが歌詞間違えすぎとかジョシュはやっぱり違う、みたいなコメントも見たけれどもリズム体がほんと最高すぎて満足だった。
上のチバの箇所でも書いたけれども、こうやって自分が観たいと思っていたバンドのライブが観れたことが幸福で仕方なくて、本当に来てよかった。
前日は起こらなかったアンコールもあって、しかもGive It Awayやってくれてめちゃ満足
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ってかこの曲のMV今初めて見たけど気持ち悪くてわらう。
3日目
最終日。
初日も2日目も朝からラストまで参戦したうえにわりと前の方にいたりもしてたんで疲れが隠しきれない状態に。
また、前日から感じてた熱中症っぽい症状もあったので無理はしないようにしつつの鑑賞。
キズナアイ
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VTuberのライブ、観たことがなかったんで朝から参戦。
ファン層が違うからか会場の雰囲気が昨日までとわりと違う印象。
結論としては、やっぱりそんなに胸躍るものではないなーと。
なんというか、ストーリーがないんですよね。
例えばバンドであればスターダムに成り上がるきっかけになった曲があったりするけど、VTuberにとって歌は副次的な産物であるため、聴いてても全然わくわくしない。
この場で聴けてよかったとは思うけど、またいつか他の機会に観たいかっていったら全然。
中田ヤスタカ/きゃりーぱみゅぱみゅ
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キズナアイに続いてピコピコ感が強いアーティスト。
ちなみにステージも同じ場所。
アーティストとしては優れてるんだろうしいくつか好きな曲はあるけれども、典型的なライブで聴く必要がないアーティストだなーって感じ。
観客を煽るアクションも紋切り型だなって感じで、彼らが想定通りに動いてない時にも全然対応できてないと感じた。
有名曲を続けざまにぶち込んでくるのはさすがだけれども、規制が入るくらいステージに人がいたこともあってラスト前で離脱。
JAIN
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ポップだなぁ、という印象。
ほんとはPerfume観にいこうと思ってたんだけど、どうせいつか彼女達のライブには行くしステージ遠いし2つ続けてのピコピコでちょっと飽きがあった、ってのもあって休憩がてら。
King Gnu
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こちらも上で書いたOfficial髭男ismと同じフェス で観たことがあったんだけれども、売れたなーって感じ。
その時は演奏前の音作りにすごくこだわってるなと思ったこと、雰囲気のあるライブをする人達だな、という印象だったんだけれども、その後音源を色々聴いてみたけどそんなにピンとこなかったんですよね。
いや、かっこいいなと思う曲もあるんだけど一番深いところに響いてこないっていうか。
好みの問題かな。
山崎まさよし
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ここからは波の音が聞こえる海沿いのビーチステージに移動。
バンドや電子音ばっかり聴いてたから、たった一人、ギター一本と歌で勝負する音楽が逆に新鮮で、めちゃかっこいいなと思った。
歌もギターもとてもうまいし良かったし、思い出がある曲ではホロリと来てしまった。
Chara
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個人的な最終日のハイライトがこちら。
CHARAはアルバム5枚くらいしか聴いてないけど、好きなアーティストです。
最近の曲は電子音バシバシでそこまで好みじゃないんだけど、声も好きだし曲も好き。
ライブで初めて観たけれども、ベテラン感もありつつめちゃくちゃキュートな方ですね。
チバ、レッチリに引き続きめちゃくちゃ泣いてしまいながら聴いてたんですけど、まさかSwallowtail Butterfly~あいのうた~をやると思ってなかったので本当に来てよかった。
なんでかっていうとこの曲、最初から彼女名義で出た曲ではなく彼女が出演した映画の中でその登場人物が歌う、という形で披露された曲なんですよね。
だから正直全然期待してなかったんだけれども、人生で一番好きな曲と言っても過言ではないこれを聴けたのは最高すぎた。
他にもミルク、やさしい気持ちが聴けたし、一瞬ではあったけどタイムマシーンも聴けたし、罪深く愛してよなんて懐かしすぎて。
ただ、上で書いたように泣いたりめちゃくちゃ踊ったりしながら観てたら、終わった後に「CHARA好きなんですか?お兄さん越しに観てたら楽しさ倍増でした」って3人組の女性に言われたのはほんと恥ずかしかった笑。
大トリであるその後のThe Chainsmokersを観るか迷ってたんだけれども、EDMがそんなに好みじゃないし良いオチもついたのでここで終わるのが僕にとってはベストだなと思ったのでそのまま帰路につきました。
まとめ
最初にも書いた通り、参加できて本当に良かったと感じた3日間でした。
ただ、人がめちゃ多いことがストレスではあったので、少なくとも来年、そして今後はよっぽど観たいアーティストが来ない限りは個別にライブ観に行く、もしくは福岡のフェスに行くんでいいかなーと。
人生をいろんな方向に切り拓いてる感じ、めちゃいい。
※アイキャッチ画像は公式HP より