ポップしなないでリクエストワンマンライブ「TARAREBA」@下北沢BASEMENTBARにいってきたよ

数えてみてびっくりしたのだけれども、配信で観たものも合わせると6回目のポップしなないでのライブ。
約2年半前に初めてライブを観て、翌年にはワンマンに行き半年前のワンマンにも訪れそして本日、って感じ。
今回行こうと思った理由は、前回のワンマンがはちゃめちゃに良かったのと、ファンからの楽曲リクエストライブってことで普段は聴けない曲をライブで体験するチャンスだと思ったから。

何度か書いたことがあるけれども、僕はワンマンライブっていう空間がすごく好きなんですよ。
なぜかと言うと、「そのアーティストが好き」という人たちしかいないっていうのはとても幸福な場所だと思うから。
そして今回はリクエストライブってことで、それはより顕著に出るんじゃないかなと思ってました。

以前、僕が楽曲を好きになる要素について上のように書いたのだけれども、ポップしなないでに関してはメロディとリズムの要素が強い。
基本的にシリアスさや切なさを強く感じる楽曲が好きなのだけれども、彼女らの楽曲からは切ないというか胸に迫るような印象を強く受けていて。
あと、亀谷さんの歌は音の止め方が好きだな、と今日思った。
どの曲が好きかは過去の記事でいくつも貼っているのでここでは貼らないけれども、好きな曲が多いし今日披露された新曲もかっこよかったので配信されるのが楽しみ。

で、ここからがライブの感想なのだけれども、前回ライブを観たZepp Shinjukuはキャパ1,500で今日の箱はキャパ250だったので、かなり印象が違いました。
さらに、前回・前々回の鑑賞はバンドセットだったけれども、(バックトラックもあったけど)今日は2人だけでの出演だったし。

でも、じゃあ良くなかったのか、というとそうではなくて、「ライブハウスでのライブ」って雰囲気がより強く出てて個人的にはとても良かった。
初めて観た彼女たちのライブも2人だけの出演だったけれども、そこからすごくパワーアップしているとも思いました。
もちろん、バックトラックがある曲の方が厚みは感じるし次はバンドセットのライブに行きたいとは思ったけれども、今日のライブを観られたこともとても良かったです。
特に「暴露」と「SG」、かっこよかったな。

烏滸がましいと思うんだけれども、LIQUIDROOMやZepp Shinjukuで観た時よりも、僕も演者としてそのステージに立ってみたいなと強く感じた。
なんというか、はるか上のステージで活躍している人たちが近くまで降りてきてくれたというか。
もちろん、彼女達が様々な努力を積み重ねて来た結果、大勢の人を集めていることは分かっているのだけれども、比較的小さめなライブハウスで改めて観られたことは励みに感じられたんですよね。

ここからはまた蛇足。

僕は前回、彼女たちのライブを観た時に、自分の情けなさを強く感じてたんですよね。
自分も音楽をやりたいとは思いつつ、それがどれくらい本気なのか自分でも正直わからないし、今自分が頑張りたいと思っている仕事についても正直中途半端だなって。

前回のライブ感想記事の最後に、「次のポップしなないでのライブを観てる時は、自分に胸を張れる自分でいたい」って書いたんだけれども、そこからの4ヶ月は常に前月比で仕事時間を増やせている。
まぁほとんどのものをかなぐり捨てて毎日15時間働いていた時期に比べたらまだまだだけれども、それでも少しずつ、より真摯に、毎日に取り組めてはいる。

最近読んだ以下の漫画の、「悩む前に努力してみる。それだけ決めました。」ってセリフがすごい刺さったんですよね。

正解なんて分かんなくても、ベストを尽くすっていうのはたぶん常に正解。

やっていきます。

※画像は公式サイトから引用。