AKASAKI – 1st ASIA TOUR「KONNICHIWA」@KT Zepp Yokohamaにいってきたよ

結論から言うと、あまり楽しめないライブでした。

ライブに行こうと思ったのは、「Bunny Girl」でわりといいなと思ったあとに、「あどけ泣く」がかなりいいなと思ったので。
そこでライブのチケットを取ろうとしたのだけれども2回か3回続けて落選。
正直、その後に出た楽曲に刺さったものはなかったのだけれども、一度行くと決めたので、ってことで今回は晴れて当選したのでライブに訪れました。

育った横浜の街並みに思いを馳せつつ会場に到着。
前回のクラクラのライブは40分押しだったけれども今回は時間通りにスタート。

演奏が始まったんだけれども、演奏陣、特にギターはよかった(と思う)。
なぜ括弧がついているかというと、音響のバランスがボーカルに寄ってるんだけど、声量がないせいで全体的に迫力が失せてしまっていて。
昔フェスで観たクリープハイプもそんな感じだった。

後半はそういう印象は弱くなっていったけれどもぎこちない、ある程度決められていたであろうライブパフォーマンスも、途中でなぜかお着替えタイムが始まってAKASAKIが壇上から一曲分離れたのも、終わり際でなくソロ真っ只中で客を煽るのもなんでやねんとは思いつつもまぁいいんですよ。

ただ、そういう歌唱スタイルです、って言われたらしょうがないんだけど、歌唱よりもお客さんを煽る時の声の方が大きいことがほとんどで、なんというかそれでいいの?ってなっちゃった。
ライブ楽曲として一番いいなと思ったのは、AKASAKIがはけていた際の楽器陣によるセッションだったかもしれない。

もちろん、19歳で海外を含むライブツアーをやり、多くの曲を作り、あの場に立っていることはすごいことだと思う。
ただ、僕からしたらアーティストが10歳だろうが100歳だろうが超絶美男子だろうが醜女だろうが性格が良かろうが悪かろうがどうでもよくて、音楽の(僕にとっての)良し悪しだけで好きかどうかは決まる。
ひょっとしたらいつかまたライブに訪れることもあるかもしれないけど、少なくとも向こう数年はいいや。

ライブが良くないと、今までいいなと思っていた楽曲もなんだか色褪せちゃうんですよね。
Spotifyによると僕が今年一番聴いた楽曲は「あどけ泣く」でびっくりしたんだけど、今後聴くことはだいぶ少なくなりそう。

※画像は公式サイトから引用