東京→福岡自転車横断11日目:倉敷→尾道 〜疲労蓄積と明日への準備〜

本日は、なんだか珍しい気がする快晴。
しかし、なんだかんだですでに900キロくらい走ってきているので、身体に溜まった疲れはもうごまかしようのない状態に。

思えば、昨日無理して尾道にたどり着く選択をしなくて本当に良かった。
今日は70キロくらいしか走らないので余裕だと思ってたけど、道中で身体の重さを感じる場面が何度かありました。
ひょっとしたら、身体よりも精神的な疲労が大きいのかもともちょっと思っています。
今日はマシだったけど、追い抜かれていく車の8割くらいがトラックな区間とかもあってまじで怖い。
ほんと、僕か車の運転手さんがちょっとでもミスをすれば簡単に死んでしまいますし、ひやっとした場面は何度もあったし実際ちょっと事故ったし。

ただ、明日も含めてラスト3日なのでやりきりたい。
明日の目標は8時に出発すること、広島でタイヤに空気を入れること、遅くとも23時には寝ること。
積み重ねることは得意だと思っているので、明日もやっていきます。

そういや夕飯は広島名産の牡蠣を食べたんですが、そこで東京から来たんですよ〜って話をしてたらおまけでミカンをつけてくれました。
バイアスがかかっているとも思うけれども、地方の人の方が優しい印象やっぱある。
これからの福岡暮らし、楽しみだなー。

東京→福岡自転車横断10日目:相生(兵庫)→倉敷 〜宿泊地変更と超朝型へのシフト〜

本日は120キロ走って福山に宿泊するつもりでしたが、80キロ程度走った18時ごろにホテルを予約しようとしたら満席でそれが不可能なことが判明。
選択肢は2つで、1つは遅い時間まで走って福山の先にある尾道までいくというもの。
そしてもう1つは手前の倉敷に宿泊して翌日に頑張るというもの。

実は前者を最初は選択してホテルまで取ったんですが、思い直してやはり後者を選択することに。
理由として1番大きかったのは、夜間の走行時間をあまり伸ばしたくなかったから。

夜のライドってリスクがめっちゃ上がるんですよね。
まず、車がスピードを上げるし路面状況も見えづらくなる。
さらにトラックが増えてきてめちゃ怖いし、人も見えづらいからスピードも上げづらい。
ということで、今日は早めに寝て明日早く出発することにしました。
で、そのあとご飯を食べながら今後の進め方について色々考えてたんですが、結論として以下の宿泊予定とすることに。

ちょっと移動距離が歪な感じがありますが、ラスト2日は祖父母・従兄弟家族が住む山口への郷土愛と、最終日だというテンションで乗り切れるんじゃないかという目論見。
というか色々考えたんですが、宿泊地の位置を考えるとこれがベストかと。
あと、今日からの3日間で更なる朝型を目指して生活時間をシフトさせていくことで、夜間走行を最小化できるように努めることに。

思えば、朝型の生活になりたいと思いつつずっとできてなかったので、いい機会だなーと。
というわけでおやすみなさい!

東京→福岡自転車横断9日目:大阪→相生(兵庫) 〜夜の細道を越えて〜

休養日明けは、宿泊地変更したこともあり過去最長の約120キロライド。
ちなみに画像のは10キロ弱くらい計測し忘れてました。
実は練習では一度150キロ走っているんですが、やはり連日の疲れがどう出るかというところと、未知の近畿地方というところでどうなるか分からない状況でスタート。

大阪を出る際には道の複雑さであまりペースが上がらずでしたが、悪くない速度で進めていました。
昼には友人に勧めてもらったレストランで舌鼓を打ちつつ、平坦な道に安堵しながら先へ、先へ。
暗くなってしまったのでホテル到着前に夕飯を食べた時点で残り20キロ。
まぁあと1時間こげば余裕で着くかなーと思ったんですが甘かった。

基本的に、ルートは全てGoogleマップを見ながら決めています。
あまりにも方向転換指示が多い場合には他の適当な道を進みますが、最短距離を出してくれるのはやはりありがたいので。
しかし、今日宿泊した相生駅周辺は細くて暗い道が多く、Google先生の指示がドSすぎた。
今までもそのようなことはありましたが、田んぼど真ん中の道とかめっちゃ暗くて細い道とかをガンガン勧めてくるんですよね。
でもそれはGoogle先生が悪いんじゃなくて、正直代替手段になる道はめちゃめちゃ遠回りだったりして他に選択肢がなかった。
しかも、暗い道に限ってお墓が並んだりしてて、心霊系はほぼ信じてない僕も流石にちょっとびびってました。

明日からは中国地方に突入しますが、そこからの方が田舎度はより高まると思うので若干身構えています。
でも、ぶっちゃけなんとかなるとも思ってるんでまたやっていきます。
ちなみに明日も今までの最長記録更新予定。

東京→福岡自転車横断7&8日目:大阪 〜メンテと買い出しとコース変更〜

前回書いたように、ぶつけた頭に違和感が少しあるので1日多めに休息日を取りました。
そして、その時間を利用してブレーキが効かなくなった自転車のメンテと、なくしたグローブと新品のヘルメットを購入。
特に2日目は寝ている時間がほとんどでしたが、そこで今後のコースについて考えてました。
その結果、サムネイル画像の感じにしようかなと。

要するに、1日あたりに進む距離を増やしつつしっかりメンテと休息を行うために少ない距離の日を挟み、当初予定していた2週間で福岡に到着するつもりです。
なぜこんなことをやっているんだというツッコミはごもっともですが、ここまできたのでやりきります。

事故については疲れもあったと思いますが自身の油断もあったと考えているので、自転車は命に関わる危険と紙一重だという意識をより強く持つことにします。
泣いても笑っても残り半分。

東京→福岡自転車横断6日目:甲賀→大阪 〜トラブル続き〜

午前は本当に調子良かったんです。
だいぶ自転車に慣れた感があり速いペースを維持しながら進めていたので、このままだと15時くらいには大阪に着くな、と考えてました。
昼食も終え、再度大阪に舵を取り進んでいたところまでは良かった。

これ、無駄に心配させるのもなんなんで書くか迷ったんですが、運転中にちょっと頭をぶつけちゃったんですよね。
そのあと、路肩に寄せて色々情報を探してみたところ、自分に現れている症状であれば大したことはないだろう、という判断。
ですが、念のためその場で1.5時間くらい休息を取ってからの再スタート。

あまり無理はしないようにゆっくりと進んでいたんですが、どうやら後輪のあたりに違和感。
確認してみたところ、ばっちりパンクしていたため、その場で修理開始。
やり方は事前に調べていたものの、自分での修理は初めてだったので色々と調べながらの作業。
しかも途中で雨も降り出して、わりと辛かった笑。
やっと直せたと思ったら後輪のブレーキがほぼ効かない状態になっていたので、残り35キロほどの道のりは、安全のためにめちゃゆっくり走らなきゃいけないことに。
おまけに途中で立ち寄ったコンビニで手を洗ったあと、グローブを外して放置してしまったようで気付いたらグローブをはめてない状態で走ってました。

事故も含め、やっぱり疲れは溜まってたんだろうなーと。
その時点で、6日中4日間雨が降るっていう悪コンディションの中、500キロくらい走ってた状況だったので。
ってことで、頭にまだ少し違和感が残っていることもあり、予定より1日多めに休息日を取ることにしました。

でも、自分のペース向上を鑑みて、当初の予定通り2週間で福岡まで到着するつもり。
そこら辺の詳細については次回分で書きます。

東京→福岡自転車横断5日目:名古屋→甲賀 〜忍者の里への道は厳しい〜

昨晩から若干の不安を抱えていた僕。
理由は3つ。

まず、この日が初めての完全なる一人旅になること。
2つ目が、山越えをしなくてはならないこと。
そして3つ目が宿泊地である甲賀が山の中腹に位置するため、夜に山道を通らざるを得ないこと。
甲賀ではなく伊賀を通るコースも考えたのですが、伊賀の方が距離が長いため結局甲賀を選択。

序盤から、名古屋周辺の道が複雑だったり工事中で通れなかったりで、思いの外ペースが上げられない幸先の悪さ。
そういえば名古屋の運転の荒さをこの旅の前から聞いていて不安だったんですが、それは事実でした。
ドライバーの方による左右確認が、他の地域に比べて明らかに少なく、普通に事故りそうになったシーンもありました。
あと、土地柄トラックが多くて威圧感もすごい。

閑話休題。
名古屋から郊外に出てからはほぼ一本道だったのでペースを上げられるかと思いきや、だらだらと続く長い上り坂。
「俺は箱根を越えた男やぞ」と自分を励ますものの、長らく続くそれは、ひょっとして箱根以上では?という考えが僕の頭に浮かぶには十分な責めっぷり。
(後から見たら実際この日の方が獲得標高大きかった)
ただ、苦しかった山を越えた後に街の灯が見えてきた時には感動で思わず声を上げてしまいました。

この日に感動したことといえばもう1つあって、日本ってすげぇな、と。
めちゃくちゃ田舎だったり山の中でもきちんと道路が整備されていて、反射板も設置されて安全に配慮されてる。
国をつくる、ということはものすごい事業であって、こういうスケールのでかいことをやれるよは面白いなと、自転車をこいでるだけなのに視座が上がっていました。

山登り序盤では日付が変わることも覚悟していましたが、結果としては夕飯も食べた上で余裕を持って21時着。
明日は大阪、そしてその翌日は休養日なので前半ラストがんばります。

東京→福岡自転車横断4日目:豊橋→名古屋 〜いい奴だったのに…〜

自転車横断チャレンジを開始してから、初めて雨に降られなかった日。
やっぱり雨じゃなければ自転車は気持ちいいですね。

しかし、同行者の調子がよろしくなくペースは少しゆっくりめ。
そして昼食を食べながら話し合った結果、同行者の足首等の故障が芳しくないという理由でここでリタイアすることに。
想定外ではありましたが、まさか同行者が見つかると思ってなかったこの旅に最初から乗り気で付き合ってくれ、準備等も一緒に頑張ってくれたことにとても感謝しています。

別れた後はそれぞれのペースで名古屋に進み、到着後は自転車屋さんで空気を補充。
今日は70キロくらいしか走らない日だったので、ペースも余裕を持って進められてよかった。
名古屋めしもいろいろ食べたので、翌日の甲賀山登りもがんばれる(気がする)。

俺の冒険は、これからだ!!!
(同行者の次回作にご期待ください)

東京→福岡自転車横断3日目:焼津→豊橋 〜雨の決死行〜

書いてなかったので2日後になっちゃったけど更新。
焼津から豊橋までの約100キロの道のりでしたが、この日のハイライトは出発時から降り続く強い雨。
雨はわりとしんどくて、熱も体力も奪われるし、顔に水がかかるのもストレスだし、ブレーキも効きにくくなるからスピード上げられないんですよね。
ちなみに初日から3日目まで、全ての日で雨に降られてました。

雨が止んだ後はわりと気持ちよくホテルまで到着。
ってかやっぱり当日書かないと、疲れてることもあってなかなか思い出せないなー。
って事で自分のSNSの投稿を見てみたら、どうやら浜松でうなぎを食べたあと、愛知に突入して豊橋に泊まったみたい。
浜松では餃子も食べたかったけど時間の都合で泣く泣く断念。
ちなみに、道中ではその土地の名物は積極的に食べるようにしています。

今回はもうここまで!

東京→福岡自転車横断チャレンジ2日目:箱根→焼津

疲れを感じながらの起床。
朝食や準備を進め、外に出るとあいにくの雨模様。
そのため、旅館の軒先でしばし待機したのちの出発とすることに。

30分ほど待ったおかげで雨は止んだものの、立ちはだかるのは相変わらずの鬼畜責めを苛烈に仕掛けてくる箱根山。
延々と続く登り坂は斜度はそれほどではないものの、容易く僕たちの心を折り続けます。
しかも、やっと最高地点にたどり着いたと油断したのも束の間、下りの最中も随所に仕掛けられた登り坂が僕たちの体力を順調に奪っていく。
しかし、静岡との県境に突入した後はただ坂を下るのみで、めっちゃきつかった坂を登り切ったこともあり、風を切って箱根の山々に囲まれながら疾走するのはとても気持ちよかった。

僕たちは基本的に国道1号線にずっと沿って進んでいるんですが、静岡でのそれは自転車侵入禁止区間が多く指定されており、だいぶしんどかったです。
なぜなら、その区間を正確に把握できているわけではないので、そこに向かったのに引き返さざるを得ない、という状況が発生するから。
ってことで箱根登山と合わせて意外と時間がかかってしまい、本日は23時過ぎのホテル到着となりました。

基本的に夜道の走行は避けたいので、もう少し全体の時間を早めにシフトするために明日は頑張るつもり。
今もまだ洗濯中ですが、しっかり休んで明日もがんばりますん。

東京→福岡自転車横断チャレンジ1日目:日本橋→箱根

相方が寝坊したことにより約2時間の遅れが生じるという波乱のスタートとなりましたが、国道1号線の始点である日本橋より2週間をかけての東京→福岡自転車横断チャレンジを開始しました。
初日は箱根の山の中腹にある大平台近くの旅館までを目標とし、約90キロを駆け抜ける計画でした。

開始後1時間程度は順調に進んでいましたが、途中からだんだんと雨が強さを増していきます。
昼食を取るために国道1号線沿いのすき家に滑り込んだ時にはいわゆるどしゃ降り。
食事後も強い雨は続き、寒さや路面の不安定さでどんどん体力が奪われていくばかり。
ただ、3時間程度雨の中を走った後は雨もおさまり、特に藤沢あたりは気持ちよく走ることができていました。

しかし、ラスト10キロに立ちはだかった箱根の山がきつすぎた。
思ったより斜度は大したことないんだけど、曲がりくねった連続した坂道は思ったよりきつい。
しかも、前日の引越し荷ほどきの際に痛めた左膝が不安であるため歩く、という選択も取りづらい。

そのような状況ではありましたがなんとか目標としていた旅館にたどり着き、カロリーを体にぶち込み、ようやっと布団の中で体を休めることができています。
明日、箱根登山が3/4残っていることと、予想以上に疲労が蓄積した各箇所の痛みが不安ではありますが、完走に向けて積み重ねます。