彼自身の楽曲がすごく好き、よく聴いてる、というわけではないのだけれども、以下のような気になった楽曲に彼が参加しているってのがちょいちょいあったんですよね。
そんなある日、Xで彼がピアノ弾き語りメインのライブをやるぞ、というのを見かけました。
何度か書いてますが僕はピアノという楽器がとても好きで、いつかはピアノ・ボーカル・ベース(・ドラム)という構成でバンドをやりたいと思っています。
日々ピアノを練習しているのもその理由がメインなのですが、いつかのための参考になるかもしれないとライブのチケットを取りました。
いざ会場に着いてみたら雰囲気はライブというよりもコンサートに近い。
全席指定なので定められた席に座り、ほぼ埋まった客席からステージを眺めていました。
そしてライブが始まるわけですが、ピアノが上手いことが逆にノイズになっているな、という印象を受けたんですよね。
僕もその瞬間まであまり自覚してなかったんですが、”弾き語り”というのはあくまで歌がメインであり演奏は伴奏の役割を果たすもの、と自分の中で捉えていたんだなと感じました。
ただ、今回のライブでは歌と演奏が同じ立ち位置にいる感じで、たとえばバンド楽曲であればギターソロが頻繁に差し込まれるすぎているような印象を受けてしまって。
もちろんこれはあくまで僕の受け止め方であって、歌とピアノが競い合うように流れてくることを良いと感じる人もいるんだろうけど、僕個人としては終演まで上手く受け止めきれなかった感覚があります。
また、そもそも彼の楽曲が自分にあまり刺さっていないということもあってか、ライブを通じて一番印象に残った曲はFISHMANSのいかれたBabyのカバーでした。
なんだかネガティブな感想寄りになってしまったけど、ピアノというのは改めて素晴らしい楽器だと感じましたし、演奏も楽しめました。
そして「いいな!うらやましい!僕もやりたい!」と改めて感じ、毎日をより頑張っていきたいと思えたのもよかった。
人生を最高にする。
いつもそう思っていたいのについつい忘れがちだな。
人生を最高にする。