思い立ったのです。

文章を書くぞ!
というわけでね。

特にゴールを定めるでもなくなんとなく筆を持ちたくなったのです。
藤原麻里菜さんとこまつざきあみさんの文章がすきだ、とつぶやいたらなんとなく僕も書きたくなったのです。

僕が好きになる文章ってどんなものなんだろうね。
書かれている中身も大事なんだろうけれども、それよりもその人がそのまま剥き出されているか、っていうのも重要なんだと思う。

取り繕った、誰かのための文章というわけではなく、ひょっとしたら自分のためですらない、ただ溢れてきたもの。
そういう文章が僕は好きなんだと思う。

世の中の文章は、メリットのために書かれたものが多い。
広告文は言わずもがな、職務経歴書では自分がいかに有能かをアピールし、Xでは自分がいかに興味深い知識や観点を持っているかを振りかざし。

そして文章を書くハードルは年々上がっている。
厳密に言えば、画像や動画なんかの文章以外の表現方法が主役になることが増えて、文章を書く必要性が薄れている。

それでも僕は文章を書くことが好き。
厳密に言えば、ただなんとなくでキーボードに向かって、自分の中から溢れてくる文章を眺めるのがすき。
その作業を通じて自分の中の知らない言葉や感情に出会えるのがすき。

「すき」って単語もすき。
「好き」よりも「すき」の方がすき。

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