備忘録:好きな漫画

完全な形ではないけど漫画も読書記録を取っているので、それやkindleの履歴を眺めながら挙げた感じ。
まぁ今後も漫画は読み続けるだろうし久しぶりに読み返したら印象が変わったりでリスト内の増減はあるだろうけどとりあえずはこんなところで。

おまけとして、ChatGPT君に上記のリストを渡して分析してもらったのが以下。

全体像

かなりジャンル横断的ですが、好みの中心は明確です。

一言でまとめると、**「矛盾を抱えた人物が、厳しい現実やルールの中で選択し、その結果として関係性や自己認識が変化していく作品」**を強く好まれているように見えます。

単にストーリーが面白い、キャラクターが魅力的、絵が上手いというだけではなく、次の四つが重なった作品ほど最上位に入りやすいです。

人物の内面に解像度があること。

努力・能力・選択に具体的な因果関係があること。

人間関係が理想化されず、痛みや不一致を含んでいること。

作者独自の人間観や倫理観が、物語全体を貫いていること。

1.最も強い傾向は「人物の矛盾」への関心です

『来世ではちゃんとします』『違国日記』『青野くんに触りたいから死にたい』『凪のお暇』『BEASTARS』『東京喰種』などを見ると、単純に善良な人物や好感の持てる人物よりも、自分でも自分を理解できていない人物に惹かれていると考えられます。

登場人物が間違った欲望を持っていたり、自分を守るために嘘をついたり、相手を愛しながら傷つけたりすることを許容できる好みです。

むしろ、そのような矛盾がない人物には薄さを感じやすい可能性があります。

ただし、破綻した人物なら何でもよいわけではありません。

その人物がなぜそうなったのかという心理的・社会的な連続性が必要です。

『来世ではちゃんとします』が最上位にあることは象徴的です。

表面的には性や恋愛を扱うコメディですが、実際には承認欲求、回避、依存、自己否定、他者への期待などがかなり精密に配置されています。

同様に『違国日記』や『青野くん』も、人間の感情を美しく整理せず、理解不能な部分を理解不能なまま扱っています。

この「人間を簡単に説明しない姿勢」が重要なのだと思います。

2.努力や才能を「具体的な過程」として描く作品を好んでいます

『SLAM DUNK』『H2』『capeta』『メダリスト』『ブルーピリオド』『僕のヒーローアカデミア』が最上位に並んでいます。

次点にも『ハイキュー!!』『ヒカルの碁』『龍と苺』『BLUE GIANT』『ファンタジスタ』『あおい坂高校野球部』『べしゃり暮らし』があります。

したがって、単純にスポーツ漫画が好きというより、技能が形成される過程を見ることが好きなのだと考えられます。

特に好まれているのは、次のような描写です。

才能が万能ではないこと。

努力量だけでも解決しないこと。

本人の認知や身体感覚が変化すること。

指導者やライバルとの関係が成長に影響すること。

結果が努力に比例するとは限らないこと。

『capeta』や『メダリスト』では、才能、環境、資金、身体、指導者、競技人生の時間制限が複雑に絡みます。

『ブルーピリオド』では、努力の方法そのものを学び直す過程が描かれます。

『SLAM DUNK』では、成長が人格的な改心だけではなく、視野、技術、役割理解として表現されます。

つまり、精神論的な「頑張ったから勝った」よりも、頑張るとは具体的に何を変えることなのかが描かれている作品を評価しやすいのでしょう。

3.知略やルールのある作品も好きですが、それだけでは最上位になりません

『HUNTER×HUNTER』『亜人』『ONE OUTS』『ハチワンダイバー』『ヒカルの碁』『龍と苺』などから、ルールの理解、情報差、駆け引き、戦術的判断を楽しむ傾向も明確です。

ただし、「頭脳戦が好き」とだけ整理するのは不正確です。

頭脳戦がある作品の多くは「わりとすき」に入っており、『HUNTER×HUNTER』だけが最上位に突出しています。

これは、知略そのものよりも、知略が人物の価値観や生存戦略と結びついていることを重視しているからだと思われます。

『HUNTER×HUNTER』では、能力や作戦が単なるパズルではありません。

念能力には人物の性格、執着、リスク許容度、自己認識が反映されています。

また、勝敗が単純な強さではなく、情報、準備、心理、相性、目的の違いによって決まります。

つまり、ルールの精密さを楽しみながら、そのルールを通して人間が露出する作品が好みです。

純粋なゲーム的快楽だけでは、面白くは感じても「衝撃を受けた」領域には届きにくいのでしょう。

4.暗い作品では「残酷さ」よりも「不可逆性」を重視しています

『狂四郎2030』『最終兵器彼女』『進撃の巨人』『鋼の錬金術師』が最上位にあり、『宝石の国』『シグルイ』『HELLSING』『闇金ウシジマくん』『寄生獣』『東京喰種』なども好まれています。

このため、一見すると残酷な作品や鬱作品が好きとも見えます。

しかし、『サチ録』『H2』『高校生家族』『からかい上手の高木さん』なども入っているため、暗さ自体が目的ではありません。

重要なのは、行動の結果がなかったことにならないことです。

人が死ぬ。

身体が変わる。

関係が壊れる。

思想が変質する。

選択によって別の可能性が失われる。

こうした不可逆性が物語に重みを与えています。

逆に、重大な出来事が起きても次の展開で簡単にリセットされる作品や、犠牲を演出として消費する作品には、冷めやすい可能性があります。

『最終兵器彼女』や『進撃の巨人』は、世界の残酷さ以上に、状況が進行するほど選択肢が失われていく物語です。

『狂四郎2030』も極端な世界設定を用いながら、人間の尊厳、性、愛、国家、洗脳といった問題を逃げずに扱っています。

残酷な描写に惹かれているというより、都合よく救済しない誠実さを評価していると見る方が適切です。

5.人間関係については「理想的な相互理解」をあまり求めていません

恋愛や家族関係を扱う作品も多いですが、王道的な恋愛成就だけを目的とした作品は中心ではありません。

『H2』『来世ではちゃんとします』『違国日記』『青野くん』『のだめカンタービレ』『凪のお暇』『かぐや様は告らせたい』などでは、人物同士が完全には分かり合えません。

好意があっても、タイミングや価値観や自己防衛によって関係が歪みます。

それでも関係を続けたり、離れたり、別の距離を探したりします。

ここからは、**「分かり合うこと」よりも、「分かり合えない相手とどう関係するか」**に関心があると推測できます。

『違国日記』が最上位であることは、その傾向を強く示しています。

この作品では、他者を完全に理解することを善としていません。

理解できないまま、相手を相手として扱うことが重視されています。

『青野くん』も愛情を美しい感情としてだけではなく、欲望、恐怖、依存、暴力性を含むものとして描きます。

したがって、安心感のある関係より、関係によって人物の隠れていた部分が引きずり出される作品を好む傾向があります。

6.ギャグ作品にも独特の条件があります

『サチ録』『高校生家族』『いでじゅう』『剥き出しの白鳥』『放課後ひみつクラブ』『位置原光Z作品』などを見ると、笑いの好みも比較的一貫しています。

大声や勢いだけで押すギャグより、異常な状況を登場人物が妙に平然と受け入れているタイプの笑いを好んでいるように見えます。

論理が少しずれている。

人物が真剣であるほどおかしい。

異常な設定に対して会話だけは淡々としている。

くだらない題材を過剰に精密に扱う。

『サチ録』が最上位に入っているのは、ギャグだけでなく、倫理や人間理解を奇妙な角度から扱っているためでしょう。

単なる脱力系でもなく、単なる不条理でもなく、笑いながら人物や社会の前提をずらす作品に強く反応していると考えられます。

7.「作者の思想が見える作品」を高く評価しています

最上位作品には、作者の世界観や人間観が強く出ています。

『HUNTER×HUNTER』には、人間の欲望や合理性に対する独特の観察があります。

『進撃の巨人』には、自由、暴力、歴史、集団心理に対する執拗な問いがあります。

『鋼の錬金術師』には、生命、責任、国家、等価交換に対する倫理があります。

『違国日記』には、他者を理解しきれないことへの慎重な姿勢があります。

『ブルーピリオド』には、才能や努力を外側から評価することへの疑いがあります。

『僕のヒーローアカデミア』には、英雄とは能力の高い人間なのか、救おうとする人間なのかという問いがあります。

ただし、思想を台詞で説明する作品が好きなのではありません。

思想が設定、人物、行動、結果として実装されている作品を好んでいます。

作者が言いたいことを登場人物に演説させるだけでは、おそらく評価は上がりにくいです。

8.最上位と「わりとすき」を分けているもの

「わりとすき」にも非常に完成度の高い作品が多数あります。

そのため、作品の客観的な完成度だけで分類しているわけではありません。

最上位に入りやすい作品は、次の条件を三つ以上同時に満たしています。

人物の心理に強く自己投影または共感できる。

努力や選択の過程に納得感がある。

人間関係が予測不能な形で変化する。

作品独自の倫理的な問いがある。

展開に不可逆的な重さがある。

読後に価値観やものの見方が多少変化する。

たとえば『メダリスト』は競技成長だけでなく、指導者と選手、才能と環境、年齢制限、自己評価などが同時に動きます。

『H2』は野球漫画であると同時に、言葉にしない感情と選択されなかった人生の物語です。

『サチ録』はギャグでありながら、人間の善悪を外部の存在が観察する構造を持っています。

つまり、最上位作品は一つのジャンル的欲求を満たすだけではなく、複数の関心領域を一つの作品内で統合しているのだと思います。

9.あまり中心ではなさそうなもの

これは嫌いな作品の情報がないため、あくまで仮説です。

純粋な俺TUEEE型の願望充足作品は、優先順位が低そうです。

主人公がほぼ無条件に肯定され、能力や成功に代償が伴わない物語とは相性が悪い可能性があります。

また、雰囲気だけの癒やし系作品や、重大な葛藤がほとんど発生しない日常作品も、楽しめても最上位には入りにくそうです。

一方で、暗く難解であれば評価するわけでもありません。

人物の行動原理が不明瞭なまま、象徴性や残酷さだけが前面に出る作品には、むしろ作為を感じる可能性があります。

感動作品についても、悲劇的な設定だけで涙を誘うものより、人物の選択を積み重ねた結果として感情が生じる作品を好むはずです。

総合すると

あなたの漫画の好みは、一般的な分類でいう「少年漫画好き」「人間ドラマ好き」「鬱漫画好き」「頭脳戦好き」のいずれか一つでは説明できません。

最も近い表現は、次のようになります。

人間の矛盾を細かく観察し、能力・努力・環境・関係性の因果を丁寧に積み上げ、安易な正解や救済を提示しない作品を好む。

さらに、その重い主題を、エンターテインメントとして読ませる技術も重視しています。

主題が深くても退屈な作品では足りず、面白くても人間が薄い作品でも足りません。

思想性と娯楽性の両方が高い作品が、最も強く刺さるタイプだと考えます。

ポップしなないで ワンマンツアー”Bye, Bye, Bye!!” @ Zepp Shinjukuに行ってきたよ

はい、というわけで7回目のポップしなないでのライブでした。
自分の中で、単一アーティストのライブを訪れた回数としてはずば抜けて多い。

なんでこんなに何度も訪れているかというと、ライブに行く度、そして新譜が出る度にパワーアップしてるなーって感じるから。
そして、1年前の同じ場所でのライブがあまりにも良かったから。

彼・彼女らのどういった点、はたまた何の曲が好きかみたいなのは今までに何度も書いているので割愛するけれども、今回の新譜では、わざわざ記事を書いちゃうくらい「よ〜いどん」という曲が刺さっていて。
今までにあまりなかった、彼ら自身の心情を吐露するような曲が複数あって、個人的には良かった。
ポップしなないでを知らない人には前作の「Electric」を勧める気がするけど、今回の「Bye」の方が僕にとっては大切なアルバムと言えるかもしれない。

ライブの感想としては、簡単にまとめるけれども今回も良かった。
新旧織り交ぜてのセットリストで、各曲に色々なアレンジが加えられてて、ライブらしさがあって楽しめました。
他で印象に残った点としてはギターの音色の質感が好きだった。
僕は形式的な、義務みたいなアンコールが嫌いなんだけれども、今回も自然とダブルアンコールが発生していたのも良かった。

以前にも書いたように、今年はライブに行くのをだいぶ控えています。
理由としては、やるべきことに集中しようと思っているから。
でも、ポップしなないでのライブは今後も定期的に行くつもり。

去年から今年にかけて、色々と最悪なことが起きているけれども、それなりには幸せに生きられている。
でも、この程度の幸せで満足してちゃいけない。
僕もこの人生に賭けているので。

※画像は公式サイトから引用

「初期衝動」を愛している。

「原口くんは、初期の作品が好きなこと多いよね。」と言われてはっとしたことがある。

これは要するに音楽アーティストの1stとか2ndとかの作品を指した言葉なんだけれども、言われてみれば、例外はいくらでもあるけれども確かにその傾向が強い。
大森靖子とか椎名林檎とかエレファントカシマシとか。

3rdや4thとかの作品になってくると、「工夫」が加えられていくことが多いんですよね。
まぁそれは当然で仮にアルバムが1枚10曲だとしたら2枚で20曲もあるんだから、それで作り手側の初期衝動なんてたいてい消化されてしまう。
もちろん、人が生きていたら色々なことが起こってそれは衝動になりうるわけだけれども、やっぱりそこまでの人生で溜め込んだ鬱屈したものと比べるとエネルギーが弱い。

これを書きながら思ったけれども、初期の作品が好きかそれ以降の作品が好きかは、そのアーティストの好きになり方によるんだろうな、と思った。
つまり、自分の魂をぶつけてくるようなアーティストだとそうなんだろうな、と。
この件において大森靖子やエレファントカシマシは非常に分かりやすい例だと思っていて、初期においてはとんでもなく剥き出しの音楽をやっていたけれども、今やだいぶポップに寄ってきている。

まぁそれが悪いってわけじゃないし、ポップなエレカシが嫌いなわけではないんだけれども、やっぱり初期衝動から産み出される制作物が僕は好きなんだなと改めて思う。
混じりっけのない、本当に伝えたいこと、伝えなきゃいけないこと、そういうエネルギーがそこにあるから。
最近は、自爆というアーティストの1stアルバムが好きです。

僕もだいぶ年齢を重ねていわゆる大人にはなってきたけれども、とはいえまだ初期衝動が自分の中に残っている感覚はある。
人生ずっと、突っ走っていきたい。

思い立ったのです。

文章を書くぞ!
というわけでね。

特にゴールを定めるでもなくなんとなく筆を持ちたくなったのです。
藤原麻里菜さんとこまつざきあみさんの文章がすきだ、とつぶやいたらなんとなく僕も書きたくなったのです。

僕が好きになる文章ってどんなものなんだろうね。
書かれている中身も大事なんだろうけれども、それよりもその人がそのまま剥き出されているか、っていうのも重要なんだと思う。

取り繕った、誰かのための文章というわけではなく、ひょっとしたら自分のためですらない、ただ溢れてきたもの。
そういう文章が僕は好きなんだと思う。

世の中の文章は、メリットのために書かれたものが多い。
広告文は言わずもがな、職務経歴書では自分がいかに有能かをアピールし、Xでは自分がいかに興味深い知識や観点を持っているかを振りかざし。

そして文章を書くハードルは年々上がっている。
厳密に言えば、画像や動画なんかの文章以外の表現方法が主役になることが増えて、文章を書く必要性が薄れている。

それでも僕は文章を書くことが好き。
厳密に言えば、ただなんとなくでキーボードに向かって、自分の中から溢れてくる文章を眺めるのがすき。
その作業を通じて自分の中の知らない言葉や感情に出会えるのがすき。

「すき」って単語もすき。
「好き」よりも「すき」の方がすき。

The Mirraz – PYRAMID de 427 part16@西永福JAMにいってきたよ

今年はライブ参戦を減らします、と言いつつ先週に続いての参加。
とは言えまだ今年2回目ではあるし、チケットを取っているライブもあと一本しかない。

The Mirrazは彼らのメジャーデビューシングルをかっこいいなーと思ったのが出会いなので、もう13年くらい前なんですね

そこから初期の曲も含めて色々と聴いていたんだけれども、以下の曲は長年付き合ってた彼女と別れたタイミングではちゃめちゃに聴いてた。

そして以下のアルバム・EP`に関しては、それしか聴いてなかったんじゃ?ってくらいの時期があったし、特に前者は今もめっちゃ好き。

上で書いたもの以外にも「NEW WORLD」とか「ハッピーアイスクリーム」とか「ロンズデーライト」とか好きな曲は色々あって、ブログをちょこちょこ読んでみたり、好きなアーティストの一組として彼らを答えたりするくらいにはお気に入りなんですよね。
なんというか、良い意味での軽薄さとリズムの小気味よさがかっこよくて。
ただ、上の2枚以降に出た直近10年くらいの新譜は正直あんまり刺さっていませんでした。

なので、ライブに行く気にもあまりなれなかったんですが、彼らが毎年2回行なっているライブのセットリストは初期〜中期の人気曲中心というのを目にして、それであればやっぱり一度は生で観ておきたい、というのが本日に至った経緯です。

結論としては、ライブハウスで聴くロックバンド、って感じで、エネルギーを感じたし好きな曲も色々と演っていたのでよかった。
あとはロックなバンドのライブにも普段からちょこちょこは行くんだけど、めちゃ久しぶりにすぐ近くでモッシュが起きてたのが印象的だった。
あと、畠山さんが完全に想像通りの人だった笑。

正直、好きであるゆえにライブを観るのは期待半分怖さ半分、という気持ちだったんだけれども、彼らを一度も生で観ずにいたら後悔してたと思うし、かっこよかったので今日は良い日だった。
毎日を最高にしよう。

※画像は公式HPから引用